昨夜、仲間と海へ行った。海なんて久し振りで、ましてや夜ときたら
ご無沙汰もいいところで、「昔はよく来ていたなぁ」なんて懐かしむほどだった。
波打ち際まで行き、たぶんあの辺だろうと思われる全く見えない水平線に目をやり、
少し目線を上げれば満天の星が、澄んだ空気の向こう側に見える。静かに波は
往復を繰り返しながら遠くへ行ってしまい、何だかとてもセンチな気持ちにかられていた。
「ギターは持ってきてないの?」と尋ねられ、「あるわけねぇよ!」の一言。でも実は
3日前のライブから、車から降ろし忘れていたギターがあったんだ。キャンプファイアーを
囲み、ギターを弾いて歌うなんてことは寒気がするほど恐ろしい光景なので封印していた。
でもこれがもしオレ一人であったなら、迷わずギターを抱きながら歌っていたと思う。
生温い潮風がオレを誘惑していたんだよね。なんだか最近味わい忘れていた、フレーズが
生まれる感覚を思い出したような気がしたんだ。
時には手がつけられなくなるけど、自然という開放的な場所はやっぱりすばらしい。
素直にそう感じたんだ・・・