私はもっと林くんのことを好きになった。
サキとは毎年恒例お泊まり会をした
家のこと、友達のこと、彼氏のこと、悩んでること何でも言い合えた。
楽しくて朝まで語った。
夏休みは皆んな受験勉強で忙しく、他の友達は中々遊べる日が合わなかった。
夏休みが終わり、会えなかった友達とも学校では皆んなふざけ合って仲良しだった。
私は家から近い偏差値の低い誰でも入れるような高校に決めた。
サキは昼間働きたいからと夜間帯の定時制へ行くことになった。
他の友達もそれぞれ行きたい学校やスポーツである程度行く場所が決まっていた。
自分はこの先何がしたいのか、どうしたいのか、考えることが増えた。
学校も仕事ももちろん大切なのは分かってる
何を自分は求めているか考えた時に「あ、子供がほしい。早くお母さんになりたいな。」って。
結婚願望が人一倍あった
好きな人と結婚して子供を産んで、幸せな家庭を作ることにすごい憧れがあった。
若いうちは色んな人と遊んだり色んな経験をした方がいいと言われてきた
私は将来、友達数人と自分の家族が居ればいいと思っていた。
やりたいことは?と聞かれても何もなく
それでも子供を産んでお母さんになりたいです、って答えられるようにはなっていた。
年が明けて、私は中学校を卒業した。
友達と楽しく過ごし、林くんという彼氏が出来、とても充実のした中学校生活だった
皆んなそれぞれ違う道になったけど卒業しても遊んだりして繋がっていた。
林くんとは相変わらず変わらない関係が続いていた。
私も高校に入りバイトを始めた。
秋になりいつものように林くんとデートをしていた。
ファミレスに行き楽しい時間を過ごしていた。
林くんがトイレで席を外している時、林くんの携帯に知らない女の子から着信が入った
着信が止まると、もう一度その女の子から着信がきた。
林くんがトイレから戻ると林くんに電話が鳴っていたことを伝えた
2回も着信があったから掛け直した方がいいよ、と。
私はバイト先の人かなくらいにしか思わなかった。
林くんが「大丈夫、後で掛け直すから」と私に何か隠しているかのように携帯をズボンのポケットにしまった。
その後、何度もメールの着信が鳴っていた。
私は思わず「携帯見せて」と言ってしまった。
林くんは渋々携帯を出し私に渡してきた
そこにはさっき着信で見た女の子の名前で何件もメールが届いていた。
「私の好きな人は林くんだよ」「聞いてきたんだから林くんの好きな人も教えてよ」「今日は電話できる?」
そんな内容のメールだった
私はショックだった。
環境が変わり、気持ちが離れてしまったんだと、何で言ってくれなかったのと、気持ちに嘘をつかれて私は付き合われていたことに泣いた。
初めて喧嘩になった。
泣きながら一人で帰り、林くんの連絡も全部無視をした。
それから何日か経った頃、林くんと会って話をすることになった。
同じ学校で気になる人が出来たこと、私は泣いて聞いていた。
私は林くんに振られた。
何日も泣いた
学校でもボーっとし、バイトが終われば一人で泣き、家族とも話したくなかった。
将来子供は3人作って、休みの日にはお弁当持ってピクニックに行って、子供が産まれても手を繋いで仲良く居ようね
という約束した夢が一瞬でなくなった。
中学1年の夏の終わりから高校1年の秋まで、私の青春時代にずっと一緒に居た林くんとの付き合いが終わった。