もうすぐ2010年が終わろうとしている。
2010年、それは私の人生で最も衝撃的な1年だった。
おはるさんを産んで、毎日小さな怪獣と向き合って、私の人生観が変わった。
女子学生の超就職氷河期に、やっとの思いで働き口を手にした2005年入社世代の女子はきっと、
「人と同じじゃダメなんだ」と、どこかで刷り込まれてしまったのではないかと思う。
個性とは、人と違うことをすることなんだと。そうでなければいけないんだと。
そういう野心とか向上心も大切だけど、メラメラとした気持ちの陰に隠れて、
なおざりになってしまうものもあるのだと、今年はそんなことに気がついた年だった。
すべては毎日の積み重ね。
毎日同じことを、何を考えて、何を想って、どうやってするのか。
個性とは、人と同じことを、どんな気持ちで、どういうやり方でするのかってことなのだと知った。
そう考えると、挨拶ひとつでも、掃除ひとつでも、食事の仕方や服の選び方、仕事の進め方、
夫婦の会話や話し方、そのすべてが、一瞬一瞬が、自分の個性なんだと気付く。
一つ一つの言動に凛とした緊張感が生まれる。
誰かに対して、なんでやねーん!!って思うことある。
外で仕事をしていたときは、毎日誰かに対して何かしらそう思っていた。
だけど、それもその人の個性だ。
そして、そこで批判だけするのか、多様性として受け入れるのか、
何かアクションを起こすのか、そのまま流すのか、それも私の個性だ。
私は私らしさを大切にしたい。
それと同じように、相手の、その人らしさも大切にしなくてはと思う。
幼い頃、母に「誰も見ていないと思っていても、神様はちゃーんと見ているのよ。
いいことをしても、悪いことをしてもね。」とよく言われた。
今は神様よりもリアルに、娘が見ている。真っ直ぐな目で、私を見ている。
だから、私の個性となる毎日を大切にしよう。
襟を正す。
今は何だかそんな気分だ。