Zettelkastenの永久保存版メモは常に文脈に沿って足していく。メモとメモの間に入れたり、次に足したりする。そして新しいカードは文脈に沿ってナンバリングする。文脈に沿わない場合は最後に加える。ただし方向は常に前方向だ。

 

 最近繰り返し永久保存版メモを改訂加筆していると少し困ったことが起きてきた。訂正加筆していくうちに、一段抽象化された括りが見えてくる。それまで加筆訂正してきた内容はその各論に見えていく。

 何がしたいかというと、書き始めた文脈あるいは文章からさらに遡って書きたくなる。ということである。ちょっと表現し難いので例を挙げる。

 

 例えば、あるテーマについて永久保存版メモをナンバリングで10番から書き始めたとする。その後それに関するメモ数が20枚になった後、その前の番号「9」をナンバリングして書きたくなること。しかしすで9番は別のテーマで使われている番号だ。多分この機会はもしかして、別のテーマを作り、それと組み合わせてプロダクトしていきたくなる瞬間なのではないか。とりあえず発想をまとめてプロジェクトにしておいた。