金曜日に上野の東京国立博物館で開催されている「ボストン美術館 日本美術の至宝」を観覧してきました。
行くまで、「なぜ、日本美術の至宝がボストン美術館にあるのか」と、疑問に思っていました。私の推察では終戦後に米国が戦勝国として略奪した戦利品かと思っていました。
ところが、これは、明治維新の新政府による廃仏毀釈で廃寺となった寺院や、大名家に代々伝わってきた家宝が維新の混乱で手放され、市中に出回っていたり、朽ち果てようとしていたものを、岡倉天心や米国人のフェノロサらによって集められ、ボストン美術館で保管、修復されたものだと分かり、ボストン美術館と先人に感謝しました。
これらの作品は本当に貴重なもので、よくぞこれまで保管してくれたと思いました。国内にあれば、国宝や重要文化財となるものが多数ありました。とりわけ弥勒菩薩の像や絵画が目立ちました。
内容は「第1章 仏のかたち神のすがた」「第2章 海を渡った二大絵巻」「第3章 静寂と輝き―中世水墨画と初期狩野派」「第4章 華開く近世絵画」「第5章 奇才曽我蕭白(そが・しょうはく)」で構成され、東京展のみ刀剣と染織が「第6章 アメリカ人を魅了した日本のわざ」として展示されています。
この展覧会は今後1年をかけ、名古屋(名古屋ボストン美術館)、福岡(九州国立博物館)、大阪(大阪市美術館)を巡回するそうです。
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