米国の著名なジャーナリストであるビル・モイヤーズは、現代医学はそもそも「こころ」と「からだ」は別の物とすることで発展を遂げてきたと述べています。

からだの細胞、器官、組織を心から切り離して疾病を解明し、治療法を見つけ出すやり方です。

近代医療の、化学療法、外科療法、放射線療法などハイテクをフルに駆使した現代医学のやり方は、感染症や外科的処置などには凄い威力を発揮しますが、がん、心臓病、脳疾患などには思うように効果を発揮しません。

こうした慢性疾患などには、からだに影響を与えるこころの働きを重視、自然治癒力を高めるうえで効果があることが最近の研究で証明させてます。

これからの医療は心身医療に期待がかかってきています。

参考資料：こころと自然治癒力