滋賀・三重の旅第3日目、赤目の旅館を9時に出発して滋賀県にある甲賀の里「忍術村」へ行った。個々の忍者の里は、伊賀忍者村と違い山の中に造られたよりリアルな忍術村であった。からくり屋敷、綱渡り、塀横歩き、手裏剣道場など、いかにも忍者が今にも現れそうな雰囲気を醸し出している。私も手裏剣を試してみた。的内にはなんとか入るが、忍者のようには上手くはいかなかった。
昼食後訪れた信楽焼は、滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる陶器で、一般には狸の置物が有名で日本六古窯のひとつに数えられる。私も狸とフクロウの焼き物を買った。2019年のNHK朝の連続ドラマ「スカーレット」で認知度がアップした、注目のやきもの産地である。
次は、2時間かけて今日の最後の訪問地「長浜城」に向かった。長浜城は、羽柴(豊臣)秀吉が初めて一国一城の主として築いた出世城である。小谷城の浅井長政を滅ぼした功により湖北三郡を拝領した秀吉は、本拠を小谷から琵琶湖沿岸の今浜に移し、織田信長から「長」の字を賜り長浜と改名したといわれている。以前一度訪れたことがある。城を見学後、最後の旅館「浜湖月」に入った。