血圧計は安いものもあり、目安としては十分です。いつもより高い時は要注意です。
自分の血圧がどのぐらいだか知っていますか?
「私は正常です!」と言う患者さんの血圧を測ってみると
高かった、なんてことはよくあります。
実は血圧は低かったり、降圧剤で下げ過ぎるのも怖いのですが、
クリニックなどで問題になるのが高い場合です。
こんなイメージなんです。
歯科医院に来院すると、緊張で少し血圧が上がる。
麻酔すると、さらに上がる。
抜歯などの処置や手術で、さらに上がる(ことがある)。
杉山歯科に限らないと思いますが、医療施設(おそらく介護施設なども?)では
時々、血圧を測定するのは平時(来院時)の血圧を知りたいからですし、
抜歯などの前に測るのは「その時」の値を知りたいからなのです。
私は血圧の上(収縮期)が150以上、もしくは下(拡張期)が100以上だと
抜歯などはしません。
それ以下でも「降圧剤」を飲んでいる時は健康状態を注意深く聴き取ります。
ボーダー付近では午前中で体調が良好だといいのですが、
午後の遅い時間は、万一、抜歯後に出血などがあることも考慮し、
抜歯はしません。
もちろん、薬を飲んでいたり、全身的な病気があったり、
前日、寝てなかったり、過度に飲酒していたり、などがあるか否かなど
慎重に聴き取りします。
自分の血圧を知りましょう。血圧は常に変動しており、多少高かった程度の友人が
夕食後に大動脈解離で突然死したこともありました。
少なくとも50歳代以降は血圧を自宅に置き、
朝と寝る前には測定することをお勧めします。
いつもより高い値のときは要注意。
無理しないようにしましょう。
血圧についての考え方には専門医でも様々あります。
怖すぎる必要はありません。
それよりも「無関心」や「大丈夫」との思い込みが
命を縮めることになります。
いつまでも健康的に楽しく生きたいものです。




