池袋院の最新!!刺青(タトゥー)除去事情! | Mitsuo Yasuji 新宿アイランドタワー院長

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こんにちは、池袋院医師市田です。


カレーライスはまぜて食べます。 ~品川美容外科 いちおうオフィシャルな、形成外科専門医 市田のブログ~

暑さが続きますが、皆さんお元気ですか?

品川美容外科池袋院は、暑さに負けず、今夏も日々患者様のために頑張って行きます!

さて、そんな暑い中突然ですが、今日は新しく始めていく治療の御紹介をさせて下さい。

まず池袋院限定なのですが、品川美容外科池袋院では新しい術式の導入によりいよいよ刺青治療にも本腰を入れていきます。

若気の至り(?)でツイツイ気軽に入れてしまった刺青(入れ墨・Tatoo・タトゥー)。温泉・浴場などの公共施設に入れないだけでなく、就職の障壁になったり、場合により生命保険の加入で問題となってしまったり、子供を行きたがる場所に連れて行ってあげられなかったり・・・、後悔されている方も多いかと思います。

入れる時には皆さんそこまで考えていない事が多いのですが、実際除去するとなるとなかなか大変なのが現実です。

治療方法は現在いくつかありますが、それぞれ長所と短所があります。現在行われている主な方法は以下のようになります。②以降は手術になります。


レーザー

 ・・・主にQスイッチYAGレーザーという、色に反応するレーザーが用いられる。

  長所:よく効いたケースでは瘢痕がキレイ

  短所:刺青の色素の種類によっては、より濃くなってしまったり目立つ事がある。

     刺青の色素の種類によってはあまり反応しない事がある。

     よく効いたケースでも数カ月おきに複数回の治療を要する事が多く、年単位の根気の要る治療となる。

     良く効くかどうかが、ある程度やってみてからでないと分からない。

     年単位で複数回の治療後も、最終的にもうっすら色素が残ったり、逆に白く抜けたりすることで、結果的に刺青の形が分かってしまう事がある。

     段々薄くしていくイメージなので、治療期間中も刺青がそれと分かる形で残る。


単純切除

 ・・・切って縫い合わせる。

  長所:小さいものであれば一度の手術で取りきれる。

  短所:縫合による線キズが残る。

     線キズは刺青の直径よりも長くなる。

     小さいもの以外は、数ヶ月おきに複数回に分けての切除となる。そうなると、年単位での治療になり得る。


ティッシューエキスパンダーを用いた切除(当院では行っておりません)

 ・・・刺青の隣接部の皮下に医療用の風船を入れて数ヶ月かけて膨らませ、皮膚を伸展

    させてから刺青を切除して縫合する。

  長所:単純切除では一度に縫縮出来ないサイズのものでも取り切れる。

  短所:風船を入れる手術・取り出す手術で最低2回の手術にはなる。

     風船を徐々に膨らませるために、頻回に通院が必要になる。

     風船が入っている間は、その部分にかなり不自然な膨らみがある事になる。

     いくらでも皮膚を伸ばせると言う訳ではない。


全層皮膚移植

 ・・・刺青を切除後、生じた皮膚欠損部に別の部位から皮膚を取ってきて移植する。

    全層の場合、大腿の付け根や鎖骨部など、皮膚に余裕のある部分から皮膚を採取

    する。皮膚採取部はそのまま縫合するので線キズが出来る。

  長所:単純切除では一度に縫縮出来ないサイズのものでも取り切れる。

     手術部分は一度の手術で刺青を無くす事が出来る。

     皮膚移植の中では、移植した皮膚の質感が最も良い

  短所:皮膚採取部に線キズが残る。

     皮膚移植部はパッチを当てたような跡として残る。

     術後の固定が約1週間必要となる。

     採取できる皮膚の大きさに限りがある(大きいものは無理)。


分層皮膚移植

 ・・・刺青を切除後、生じた皮膚欠損部に別の部位から皮膚を取ってきて移植する。

    分層の場合、色々な部分から皮膚採取可能だが、皮膚採取部は真皮の一部を残し

    て「面」として皮膚が剥がされた状態になる。

 長所:単純切除では一度に縫縮出来ないサイズのものでも取り切れる。

    手術部分は一度の手術で刺青を無くす事が出来る。

    全層皮膚移植に比べてずっと大きな皮膚の採取が可能。

    表皮移植に比べると、移植部の皮膚の質感は良い。

 短所:皮膚採取部は「面」として深い擦り剥き傷のような状態でそのまま治癒を待つため、ある程度の大きさの瘢痕が残る。

    皮膚移植部はパッチを当てたような跡として残る。

    術後の固定が約1週間必要となる。


培養表皮移植(当院では行っておりません)

 ・・・刺青を切除後、生じた皮膚欠損部に、培養した表皮を移植する。切手大位の皮膚

    を採取し、表皮のみを培養することでかなり大きな表皮シートを作成。移植する。 

 長所:培養表皮は凍結保存が出来るため、生着不良部位にも新たな皮膚採取部を作るこ

    となく、繰り返し移植できる。

    大きなサイズにも対応可能。

 短所:培養設備などが必要なため費用が高額になる。

    分層・全層の皮膚移植に比べ、生着率の面で劣る。

    分層・全層の皮膚移植に比べてやや瘢痕が目立つ。

    皮膚移植部はパッチを当てたような跡として残る。

    術後の固定が約1週間必要となる。

    培養するのにある程度の日数を要する(最低2回の手術)。


分離表皮移植

 ・・・切除した刺青部分の皮膚から表皮(刺青は表皮には存在しません)のみ化学薬品

    で分離。切除により生じた皮膚欠損部に戻し移植する。(範囲内の色素の深い部分は適宜切除縫合)

 長所:刺青部分の表皮を利用するため、皮膚採取部に新しい傷を作らない

    単純切除では一度に縫縮出来ないサイズのものでも取り切れる。

    手術部分は一度の手術で刺青を無くす事が出来る。

    大きなサイズにも対応可能。

 短所:分層・全層の皮膚移植に比べてやや瘢痕が目立つ。

    分層・全層の皮膚移植に比べ、生着率の面でやや劣る。

    皮膚移植部はパッチを当てたような跡として残る。

    術後の固定が約1週間必要となる。

 

当院(池袋院)では、

レーザーの他、単純切除、分層・全層の皮膚移植、分離表皮移植が行えます。


刺青除去は「全く何も無かったようになる」方法と言うのは存在せず、

やはりある程度の瘢痕は残らざるを得ません。


この中でレーザーは、非常に良く効いてキレイなケースもあるものの

効果にバラつきがあり、その効果を判定する事自体に年単位の時間と治療費用がかかる欠点もあります。

一時は非常に期待され、どこのクリニックでもまず第一選択とされていたものの

徐々に手術に戻ったクリニックが多いのもこれが主な理由かと思われます。


色々な事情で「すぐに刺青を消したい」と言う方には、手術的治療をお勧めする事が多くなります。


手術方法も上記のように色々あるのですが、

ある程度の大きさであれば皮膚移植を考える事になります。


その中でも分離表皮移植は第一選択としてお勧めし得るものと考えています。


その理由は、やはり何と言っても「他の場所に傷跡を作らない」と言う事です。

全層であれ分層であれ、皮膚移植するためには、「移植するための皮膚」をどこかから取って来なければならなく、その部分が新たな傷跡になります。当然、除去する刺青が大きければ大きい程、この「皮膚採取部の新たな傷跡」も大きくなります。

「刺青を取るのに傷跡が残るのは仕方が無いけれども、別の部分にまで大きな傷跡を残したくない」という方が多いのも事実です。


この分離表皮移植は、刺青そのものの表皮を利用(刺青は表皮には通常存在しません)するので、刺青の大きさにかかわらず新たな傷を作りません。


この点では、同じ観点から培養表皮移植が注目されています(実際には培養するための小皮膚片を切除する)。これは大変将来性のある夢の再生治療ですが、専用の設備が必要で一般的にはかなり高額な費用を要します。我々は刺青を切除してその部分の表皮が使えるのであれば、それで十分と考えています。


欠点としてあげた、「瘢痕がやや目立つ事」「生着率がやや劣る事」はご心配な点かと思いますが、仮に分離表皮移植の結果に満足しなかったとしても、普通の皮膚移植をやり直す事は支障なく出来ます。貴重な「別部位の皮膚」を使ってしまったわけではないので、取り返しがつく事も、第一選択肢としてあげられる大きな理由です。

もちろんそれだけに拘らず、部位や大きさ、その方の御希望に応じて上記各種治療法の中から、適宜最適な方法を御案内しておりますので、疑問点などお気軽にご相談下さいね。


ちなみに、この分離表皮移植。

私が院内での導入を提案させて頂いた術式です。


私事ですが、今年初めに次男が巨大色素性母斑という大きな黒アザを持って生まれてきました。


悪性化のリスクもあるアザですので、何とか早期に出来るだけ取ってあげたいとの思いから、色々な先生方とも御相談を重ねて必死にたどり着いた方法です。


当時まだ自分の出身大学でも行った事の無かった手術ですが

私自身初めて実際に、自分の息子の手術として行いました。


巨大なのでその後何度も繰り返し行い、現在に至ります。

もちろん息子のケースでは悪性化のリスクを避ける意味合いも大きいので、

決して外観がベストの治療と言うわけではありません。


完璧な夢の治療と言うわけではなく、それなりに瘢痕は残ります。

それでも色々なメリット・デメリットを勘案して今に至ります。


アザの治療と入れ墨の治療がそのままイコールではありませんが、治療上の共通点は非常に多いものです。

ケースによっては刺青の治療にも有用なのではないかと、院内導入を提案をさせて頂きました。


子供と二人三脚で着手できた仕事と思っています。

決して「跡形もなくなる万能の手術」では無いですが、現状、植皮手術の中では「別部位に余計な瘢痕を作らない」唯一の方法と言えます。


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市田


※参考までに、私、市田の勤務シフトです。


池袋院:7/28・29・30・31,8/2・4・5・6・7・9・10・11・12・14・16・18・19・20・21・23・25・27・28・30,9/1・2・3・4・6・8・9・10・11・13・15・16・17・18・20・22・23・24・25・27・29・30

大宮院:8/13

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