溜まりに溜まっている患者さんアンケート。
やっと2023年の分に突入しました。
頑張って週に1回はご紹介していきます。
患者さん達が楽しみにしている記事なので。
患者さんからのリクエストで
アンケート記事
化粧品の記事
サプリの記事
をできるだけ週に1回は投稿するようにしています。
今日ご紹介する患者さんは50代女性。
切れ痔(裂肛)に悩み遠方から受診されました。
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この患者さんは今でも半年に1回ブジー治療に通って来られています。
最初に来られた時は肛門が本当に狭かった
私の指がやっとどうにかこうにか入るくらい
私の指は男性医師の小指と同じくらいの太さなので、男性医師だと診察できなかったでしょう。
当然、肛門鏡も開くことができず激痛です
拡げる必要があるので拡げて診察したら大きな傷がありました。
肛門管上皮が白色硬化してつっぱります。
確認したところ過去に痔の手術を受けた経験がありました。
切れ痔(裂肛)で病院を受診したところ、いきなりその場で肛門を切られたとのこと。
切れ痔(裂肛)の手術だったけれど中にいぼ痔(痔核)もあるから、それも一緒に切除されたと話されていました。
おそらくこの時の手術で肛門が狭くなったのでしょう。
この患者さんのように切除の必要がない小さな痔核(いぼ痔)を無理矢理手術すると肛門が狭くなってしまいます。
脱出症状のない痔核(いぼ痔)は手術適応ではありません。
また診察していきなりその場で手術をすることは私たちの常識ではあり得ないです。
普通は手術前に病状や、なぜ手術が必要なのかの説明をして、その上で手術を受けるかどうかを患者さんに決めてもらいます。
手術を希望された場合は手術の説明を時間をかけてやっていますし、手術前に術前検査をして異常がなければ手術という運びになります。
もちろん緊急手術は例外ですが。
だから手術と言われてもその場ですぐに決めない
ちょっと待って
その手術
本当に必要ですか
と問いたい。
手術と言われたら、もうあと1軒でも2軒でもいい。
別のクリニックを受診して違う先生の意見も聞いてみて下さい。
その際は肛門を専門にしている先生を選んでほしい。
探し方はこちらの記事を参考にしてほしい↓
日本の肛門科の歴史と現状〜専門の医師を見分ける〜



患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
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