医師サイトに掲載されていた医療ニュースをご紹介。
ちょっとビックリしたのでシェアしたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
9価HPVワクチン・シルガード9 肛門癌、男性の尖圭コンジローマの予防の適応追加で一変申請
ミクスOnline2024年11月19日 (火)配信
MSDは11月15日、9価のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン「シルガード9水性懸濁筋注シリンジ」について「肛門癌及びその前駆病変と、男性での尖圭コンジローマの予防」の適応を追加するなど製造販売承認事項一部変更承認申請を行った。
現在、日本で男性に接種が可能なのは、4価HPVワクチン・ガーダシル水性懸濁筋注シリンジのみで、同剤が承認されれば、肛門がんと尖圭コンジローマの予防のための男性への接種が可能になる。
また、女性についても新たに肛門がんの適応症が追加されることになるという。
シルガード9水性懸濁筋注シリンジ(一般名:組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)について一変申請を行ったのは、
▽9歳以上の男性への接種対象拡大と、9歳以上15歳未満の男性に対する2回接種の「用法及び用量」の追加、
▽肛門癌及びその前駆病変と、男性での尖圭コンジローマの予防の適応追加-。
同社によると、同剤は2024年8月時点で、90以上の国・地域で女性だけでなく男性の適応も取得。
24年10月時点で、70以上の国・地域で、期接種プログラム等を通して男女ともに接種が推奨されているという。
同社は、「回の申請で日本も諸外国と同様の性別によらないHPVワクチン接種の環境が、より一層整うことが期待される」としている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
肛門癌、男性の尖圭コンジローマの予防にHPVワクチンが適応になると
ちょっとビックリしました。
男性の尖圭コンジローマに関しては多数診てきましたが、ほとんどが同性愛者の方でした。
つまり肛門性交によって感染している「性病」です。
そのうち2割くらいの人がHIV陽性でした。
ところが・・・
ウォシュレットが原因の尖圭コンジローマが多発。
最近はこちらのほうが多くなっています。
私は「ウォシュレットコンジローマ」と呼んでいますが、おもしろいことに洗うのをやめたら皮疹が消失して治ってしまう症例もあるのです
性病が予防できる
癌を予防できる
というキャッチフレーズに惹かれて接種する人もいるかもしれませんが、接種したからって感染・伝染しないというワケではありませんし、絶対に癌にならないわけでもありません。
最近、小児のワクチンやHPVワクチンについて患者さんから質問と相談を受けることが増えてきました。
だからわざわざブログで記事にしました。
製薬会社も厚労省も学会もこぞって「こんなに効果があるぞ〜」という宣伝をしまくっていますが、その情報、よく深掘りして確かめて見ましょう。
おおきな木ホームクリニックの関根先生のブログがあまりにも秀逸なのでご紹介。
是非とも読んで頂きたい↓
とんでもない数字のトリックとパンフレットの間違いが分かりましたか?
こういった情報を分かった上で、ご自分の頭でよく考え、慎重に接種を検討して頂きたいと思います。
私個人的にはオススメしておりません。
悲惨な症例を見ているので・・・
母子手帳の予防接種スケジュールを見せてもらったのですが、一体、成人するまでに何本打つの?
私が子どもの頃なんて、こんなに打ってなかったよ
自分の子供たちにもこんなに打たせてないですよ
小児のワクチンについてはこの本を読んでから決めて下さい↓
患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ
便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術
2020年12月25日に出版し、おかげさまで9刷目となり累計発行部数が3万部を超えるベストセラーになりました
オシリを洗っている全ての人に届けたい。
お読み頂けると幸いです。
そして2冊目も出版しました↓
手に取って頂けると幸いです
公式LINEでも情報発信中
敏感肌の私でも
かぶれずに使えて
なおかつ
美容効果を実感できる
自分のために作った
オリジナルコスメはコチラ↓
ドクターズコスメならではの技術がぎっしり詰まってます