日本アニマルセラピー協会で講演をしてきました! | みのり先生の診察室

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お尻で悩める人へのメッセージ

先週の土曜日

日本アニマルセラピー協会

講演をしてきました!


診療所のセラピードッグ「ラブ」

セラピー活動と

かくれ便秘と痔の話をしてきました。



おかげさまで

大盛況でした顔


犬が大好き
人の役に立ちたい


という思いを持った人が集まり

高松理事長の熱い思いが

たくさんの人に伝わっている

と感じました。


これからどんどん

ドッグセラピーが広がって

セラピードッグが盲導犬と同じように

社会的にも認知されればいいな

と思いました。



セラピードッグは

訓練を受ければ

どんな犬でもなれる


というものでもありません。


また家庭犬としてお利口だから

セラピードッグになれる


ということでもないんです。



また

ラブのように

癒しを必要としている人を察知し

自分から寄っていく


という犬は少ないようです。


それは

訓練で得られるものではなく

その犬が持って生まれた資質


だと言われました。


ラブは生まれながらにして

セラピードッグだったのかもしれません。


ラブの様子を見ていると

どの患者さんに

注意を払わなければならないか

だいたい分かります。


手術の時に緊張して

それを口にして言ったり

大騒ぎしたりする患者さんは

言うことによって開放出来ているので

大丈夫なんですえへへ…


それよりも

大丈夫そうに見える人ほど

緊張のあまり血圧が異様に上がったり

手術が終わってホッとした時に

血圧が下がって倒れたり

手術中に気分が悪くなったり

身体的に色々な事が起こります。


ラブはそれを察知するのか

ギャーギャーと大騒ぎしている人には

無関心です汗


まるで

「あなたは騒いでいるから大丈夫」

と言わんばかりに

安心しきったように

寝ています汗


緊張や不安をを表現できない人に

近寄って行ったり

ペロペロ舐めたり

行動し始めます。


それを見て私たちは

気を付けて見守ります。


患者さんが癒されるだけでなく

私たちに重要な情報を提供してくれてるんですよにっこり


犬が怖い人も

犬が苦手な人も

ラブだけは大丈夫

っていう患者さんが多いです。


犬、嫌いなんですけど
この子、すごく顔がやさしいですね
この子なら触れるかも・・・


と言って

ラブを触って帰る患者さんもいます。


また

見てるだけでも癒される

という人も多いです。


別に触らなくてもいいんです。



見てるだけで癒されることが

科学的に、医学的に

ちゃんと実証されたんです。



それには

オキシトシン

という物質が関与しているんですよにっこり


その話は次回に♥


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診療所のセラピードッグ「ラブ」らぶ
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