フルフェイスリフトの術式について(高須幹弥の場合)。
皆さん、こんばんは(・∀・)ノ
今日は名古屋で診療でした。
今日もたくさんの患者様方、僕を指名して来てくださって、本当にありがとうございました
患者様から、ささみプロテインなどをいただきました
ありがとうございました(ささみプ・ω・ロテイン)
患者様から、まゆ最中をいただきました
ありがとうございました(まゆ・ω・最中)
横浜から来てくださった患者様から、横濱ハーバーをいただきました
ありがとうございました(横濱ハ・ω・ーバー)
東京から来てくださった患者様から、クッキーをいただきました
ありがとうございました(クッ・ω・キー)
患者様から、クリスマスのお菓子をいただきました
ありがとうございました(クリス・ω・マス!)
それでは本題に入ります。
今日は、頬、フェイスライン、顎下、首のたるみ取り手術フルフェイスリフトについて解説させていただきます。
高須クリニックのフルフェイスリフトは、lower face liftとも呼ばれ、主に顔の下半分全体のリフトアップ手術であり、頬、フェイスライン、顎下、首のたるみを改善させます。
こめかみの有髪部(髪の毛が生えている部分)から耳の前、耳の後ろ、襟首の髪の生え際にかけて皮膚を切開し、頬やフェイスラインの部分ではSMAS(スマス)という筋膜組織を引き上げ固定し、顎下や首の部分では広頸筋(プラティスマ)という首の筋肉を引き上げ固定し、余分な皮膚を切除する手術です。
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頬、フェイスライン、顎下、首のたるみをリフトアップし、改善させる。
顔の下半分や首のたるみが気になり、1~2週間程度のダウンタイムをとることができ、切開することを厭わないという人に向いている手術です。
以前に、焦点式(ハイフ)超音波システムやRF高周波エネルギーシステムなどの照射系治療や糸のリフトなどのリフトアップ治療を受けたけど、更なるリフトアップをしたいという人にも行うことができます。
また、他院で切るリフトアップ手術を受けたけど、あまり効果がなかったという人にも行うことができます。
単に皮膚を切って縫うだけではなく、筋膜下の支持組織であるretaining ligament(リテイニングリガメント)を切離し、面と面でたるんだ組織の位置関係を修復し、筋肉や筋膜を引き上げて固定するため、リフトアップ効果が強く、後戻りもしないため、効果は半永久的に持続します。
〈手術の手順(高須幹弥の場合)〉
手術は局所麻酔だけでもできますが、患者様が全身麻酔での手術を希望されれば全身麻酔で行うこともできます。
今回は局所麻酔で行う場合について解説させていただきます。
①局所麻酔注射
手術部位に局所麻酔注射をします。
麻酔クリームを塗ってから極細の注射針で注射するので、痛みはそれほど強くありません。
手術部位に局所麻酔注射する。
麻酔クリームを塗ってから極細の注射針で注射するので、痛みはそれほど強くない。
②皮膚切開
こめかみの有髪部(髪の毛の生えている部分)から耳の前、耳の後ろ、襟首の髪の生え際にかけて皮膚を切開します。
皮膚切開は、全て目立たない部位を工夫して切開します。
こめかみの有髪部から耳の前、耳の後ろ、襟首の髪の生え際にかけて皮膚を切開する。
耳の前の切開は、耳介の輪郭に沿って切開し、耳珠の前を切開するのではなく、耳珠の出っぱりの後ろを切開するので、傷跡は目立たなくなる。
〈悪い例〉
他院のフェイスリフトでは、よく耳介から離れた部分を切開するが、その場合は傷跡が非常に目立ってしまうのでよろしくない。
〈他の例〉
また、こめかみの有髪部の後ろの方で切開し、フェイスリフトするデザインもあるが…
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そのデザインだと、こめかみの生え際が後退してしまい、もみ上げも後退したりしてしまう。
何度もこのデザインでフェイスリフトを行うと、もみ上げがなくなってしまうこともある。
そのため、私はこのデザインで手術することはほとんどなく、生え際が後退せず、もみ上げがなくならないデザインで行っている。
後ろ側は、耳の後ろから襟首の髪の生え際にかけて皮膚を切開する。
③皮下剥離
皮膚の下を剥離し、SMAS(スマス、表在性の筋膜組織)、広頸筋(プラティスマ)を露出させます。
切開した部位から皮下剥離し、SMASと広頸筋(プラティスマ)を露出させる。
④SMAS、広頸筋(プラティスマ)下の剥離、リテイニングリガメントの切離
SMASと広頸筋の一部を切除し、SMASと広頸筋の下(deep layer)を剥離します。
deep layerで、retaining ligament(リテイニングリガメント)を切離して、皮膚と皮膚の下の筋肉、筋膜組織がしっかりと面で位置移動する状態を作ります。
SMASとプラティスマの一部を切除する。
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切除したSMASとプラティスマの部分からSMASプラティスマ下を剥離し、リテイニングリガメントを切離する。
皮膚、SMASの断面図
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リテイニングリガメントを切断する。
⑤SMAS、広頸筋の引き挙げ、固定
SMAS弁と広頸筋を斜め上方向に引き挙げ、吸収糸で筋膜や骨膜に縫合固定します。
吸収糸は6ヶ月程度で吸収されますが、固定した部分で筋膜や筋肉は癒着するため、引き挙げ効果は永久的に持続します。
SMAS弁と広頸筋を斜め上方向に引き挙げ、吸収糸で筋膜や骨膜に縫合固定する。
断面図。
皮膚とSMASを引き上げる。
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引き上げた状態で、SMASやプラティスマを固定する。
⑥余分な皮膚を切除、皮膚縫合
最後にサクションドレーンを挿入、留置し、丁寧に皮膚縫合して手術終了です。
サクションドレーンは2日後(翌々日)くらいに抜きに来ていただきます。
抜糸は約1週間後に行います。
キースーチャーをかけて、余分な皮膚を切除する。
皮膚を切除して縫合する際は、耳たぶの付け根が食い込むように縫合する。
〈駄目な例〉
耳たぶの付け根が食い込むように縫合しないと、術後に耳たぶが引っ張られて、耳が変形してしまう。
これは、稚拙な手術でよく見られる失敗だが、熟練した医者の手術ではありえません。
丁寧に皮膚を縫合して手術終了です。
後ろのほうにサクションドレーンを挿入、留置する。
■画像で取り上げている料金とリスク・副作用・合併症について
<料金>
フルフェイスリフト
頬・アゴ ¥1,200,000 / 額 ¥1,000,000 / 顔全体 ¥2,200,000 【東京、横浜、名古屋、大阪】
(消費税抜)
<リスク・副作用・合併症>
フルフェイスリフト
切開した周辺の腫れ(術後)
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。料金、副作用、対応できるクリニックなどは2018年6月1日時点のもので、変更になる可能性があります。ご相談前に高須クリニックホームページ(https://www.takasu.co.jp/ )でご確認ください。
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