顎のヒアルロン酸注射のデザインと仕上がりについて
皆さん、こんにちは
なんだかんだいって、ワールドプロレスリング毎週録画して観てしまいます
それでは本題に入ります。
今日は、顎のヒアルロン酸注射のデザインと仕上がりについて解説させていただきます。
顎のヒアルロン酸注射は、顎先を出す治療であり、元々顎が小さく引っ込んでいる人に対して顎先を出すことが多いです。
ヒアルロン酸をどの部位にどのように注入するかによって、どの方向に顎を出すか、どのような形にするか、ある程度デザインすることができます。
また、どれだけの量を注入するかによって、どの程度顎を出すかコントロールすることもできます。
以下に、デザインと仕上がりについて詳しく解説させていただきます。
〈顎先を出す方向〉
①顎先を前方に出す
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顎先を下方向には出さず、前方にだけ出したい場合に、このデザインで行います。
顎が後ろに後退して引っ込んでいる人に行うとバランスが良くなります。
口元が出ていて、相対的に顎が引っ込んでいるように見える人に行うとバランスが良くなります。
また、「顎を出したいけど、顔が下に長くなるのは嫌」というご希望の患者様に行うことも多いです。
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顎先を主に前方に出した症例。
引っ込んでいた顎が前に出て、口元が出ているのが相対的に目立たなくなって、バランスが良くなっている。
顎の梅干しジワも目立たなくなっている。
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顎先が前方に出て、横から見た顔もバランスが良くなっている。
②顎先を斜め下方向に出す
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全体的に顎が小さく、顎先が後ろに引っ込んでいて、縦にも短い人に行うことが多いです。
短い顎先が縦に長くなるし、引っ込んでいる顎が前にも出るので、小さすぎてバランスの悪い顎の人はバランスが良くなります。
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顎先を斜め下方向に出した症例。
正面から見て、顎先がわずかに下に出て、シャープな印象の輪郭になっている。
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横から見ると、顎先が斜め下に出ているのがよくわかる。
横顔のバランスが良くなっている。
③顎先を下方向に出す
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顎先を下に伸ばしたいというご要望の人に行います。
顎が縦に短いのが悩みで、顎を下に長くしたい場合に行うことが多いです。
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顎先を下方向気味に斜め下方向に出した症例。
短くて丸い顎がほどよく下に出たので、正面から見てシャープな印象の輪郭になっている。
〈顎先の形〉
顎先の形は、患者様のニーズに合わせてある程度自由に作ることができます。
主な例を挙げます。
①顎先を尖った感じに出し、シャープな印象の輪郭にする
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顎の先端部分を中心にヒアルロン酸を注入すると、顎先が尖った感じのシャープなフェイスラインを作ることができます。
「正面から見て、顎先が尖った感じのシャープな輪郭、フェイスラインにしたい」というご要望の人に向いています。
この場合、ヒアルロン酸の密度が高く、硬さもある長期持続型ヒアルロン酸注射で行うことが多いです。
ある程度硬さのあるヒアルロン酸のほうが、注入しても横に広がらず、シャープな形を維持できるため、長期持続型ヒアルロン酸注射が適しています。
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顎先を斜め下方向に出し、シャープな印象の輪郭にした症例。
先細り効果で、小顔になったように見える。
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横から見てもバランスが良くなっているのがわかる。
ただし、元の顎先が大きく、四角い人に対してこのようなデザインでヒアルロン酸を注入しても、更に顎先が大きくなってバランスが悪くなってしまうことがあります。
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元の顎先が大きく、四角い人に対して、顎先を尖らせるようにヒアルロン酸を注入しても、更に顎先が大きくなって、下に伸びてしまうので、かえってバランスが悪くなってしまう。
そのような人が顎先が尖ったシャープな輪郭になるには、顎先の両サイドの骨を削り、フェイスリフトを行わなければなりませんが、現実的には難しいことが多いです。
ヒアルロン酸注射で、顎先が尖った感じのシャープな輪郭にするのは、あくまで元の顎が小さい人に行うことになります。
②男らしい顎にする
貧弱な顎に対しては、しっかりとした顎を作ります。
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男性で顎が小さくて引っ込んでいると、何となく軟弱な印象や、頼りない印象の顔になってしまいます。
また、口元が出ている人は、相対的に顎が引っ込んでいるように見えるため、やはり軟弱な印象、頼りない印象になってしまいます。
そのような顔の人に、ヒアルロン酸注射でしっかりとした顎を作ると、男らしい印象なり、頼りがいのありそうな感じの顔になります。
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顎が小さく、後ろに引っ込んでいた男性の症例。
ヒアルロン酸注射でしっかりとした顎を作ったことにより、男らしい印象の顔になった。
■画像で取り上げている料金とリスク・副作用・合併症について
<料金>
あご注射(ヒアルロン酸)
ヒアルロン酸 ¥50,000 / 長期持続型ヒアルロン酸注射 ¥150,000 【全院】
(消費税抜)
<リスク・副作用・合併症>
あご注射(ヒアルロン酸)
内出血(注射針が血管に当たってしまった場合)
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。料金、副作用、対応できるクリニックなどは2018年6月1日時点のもので、変更になる可能性があります。ご相談前に高須クリニックホームページ(https://www.takasu.co.jp/ )でご確認ください。
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