目や鼻などの手術を静脈麻酔や笑気麻酔でやってほしいという患者様へ | 美容整形高須クリニック 高須 幹弥 オフィシャルブログ

目や鼻などの手術を静脈麻酔や笑気麻酔でやってほしいという患者様へ




皆さん、こんばんはニコニコ


今日は英津子先生がバンサンカンパーティーで東京に行っているので、一人でお留守番してます。


今からさっきコンビニで買ってきたジャッキーチェン物語でも読もっとにひひ







それでは本題に入ります。





二重まぶたなどの目元の手術、シリコンプロテーゼなどの鼻の手術、顎のシリコンプロテーゼ手術などは本来局所麻酔で行う手術です。



しかし、これらの手術を希望される患者様のカウンセリングをしていると、「手術中に意識があるのは恐いので、静脈麻酔でしてもらえますか?」と言われることがあります。



静脈麻酔でもできなくはありませんが、できれば普通に局所麻酔で手術することをお勧めします。



静脈麻酔というのは、点滴をとって静脈麻酔薬を流し、意識が半分ない状態で手術する方法です。



二重まぶたなどの目元の手術をする場合、静脈麻酔をしていると半分眠っており、手術中に目を開けた状態の確認ができないため、手術する医師からすると、100%の結果を出すことができないことがあります。



それに、当院の局所麻酔は注射する前に麻酔のクリームを塗り、麻酔の点眼薬をしてから極細の針で注射するので、痛みはごくわずかですし、手術中は担当の医師と看護師が優しく声をおかけして、怖くありませんのでご安心ください。



特に、目の形に細かいこだわりのある患者様は、局所麻酔のみで行ったほうが希望の形に近づくため、静脈麻酔はお勧めしません。



ただ、目の形にそれほど細かいこだわりがなく、仕上がりを医師に一任してくださる患者様で、どうしても静脈麻酔を希望される方は、私に関しては静脈麻酔で手術することもあります。



ただし、眼瞼下垂手術に関しては、手術中に目を開けて確認するのは必須なので、局所麻酔でのみ行います。



鼻の手術や顎のシリコンプロテーゼに関しては、静脈麻酔で行うと、手術中に麻酔液などが口の中にたれ込み、咳き込んでしまい、手術がやりにくくなることがあるので、静脈麻酔はお勧めしません。



目元の手術と同じで、鼻や顎の形にそれほど細かいこだわりがなく、仕上がりを医師に一任してくださる患者様で、どうしても静脈麻酔を希望される方は、私に関しては静脈麻酔で手術することもあります。



こだわりのある方で、どうしても意識のない状態で鼻の手術や顎のシリコンプロテーゼをしたい場合は、麻酔科医が気道確保して行う全身麻酔で行うことをお勧めします。



また、これらの手術やヒアルロン酸注射などを、笑気麻酔などの吸入麻酔でしてほしいという患者様もいらっしゃいますが、当院では行っておりません。



笑気ガスなどの吸入麻酔は、本来、大きな総合病院の手術室などの配管設備の整ったところで行うものです。



美容外科クリニックのほとんどは、商業施設や事務所などが入っているオフィスビルの中にあり、通常オフィスビルの中には麻酔ガスを棄てるための配管設備はありません。



配管設備のないところで笑気ガスなどの麻酔ガスを使用すると、院内に麻酔ガスが充満してしまい、院内にいる他の患者様や看護師や事務員などが麻酔中毒になってしまうことがあります。



麻酔ガスがビル内の他の施設まで及ぶこともあるし、妊婦さんがいらっしゃることもあるので、色々な人に迷惑をかけないためにも、麻酔ガスが必要でない治療に安易に使用することは慎んでおります。



僕の今のランキングが知りたい方や、応援して下さる方はポチっと押してくださいませ
↓↓↓


にほんブログ村 美容ブログ 整形・プチ整形へ
にほんブログ村