多汗症にボツリヌストキシン注射をした後、注射してない部位の汗が増えることはありません。
皆さん、こんばんは
今日は大阪で診察でした。
今日もたくさんの患者様方、僕を指名して来てくださって本当にありがとうございました(>_<)
患者様から黒豆の御菓子の差し入れをいただきました
スタッフみんなでいただきました。
ありがとうございましたm(__)m
それでは本題に入ります。
ボツリヌストキシン注射は、主にシワ取りや小顔、ふくらはぎの美脚などに用いますが、多汗症患者様の汗の量を減らすのにも使用します。
皮膚の浅い部位に注射すると、その部位の汗の量をかなり減らすことができます。
ワキ、手のひら、足の裏、額などに用いることが多いですが、基本的に汗の多い部位にはどこでも注射することができます。
多汗症患者様のカウンセリングをしているとよく、「例えば、ワキにボツリヌストキシンを注射してワキの汗の量が減ると、そのぶん他の部位の汗の量が増えることはありますか?」と質問されます。
私の答えは、「心配しているようなことはまずないので大丈夫」です。
本来、汗の役割は、体温が上昇したときに発汗して、汗が気化するときに体の表面の熱を奪い、体温を下げるというものです。
そのため、「一部分の汗の量が減れば、そのぶん他の部位の汗の量が増えるのでは?」と考える人がいるのだと思いますが、多汗症でボツリヌストキシンを注射する人は、ある部位だけ異常に汗の量が多い人なので、その部位に関しては、本来の体温調節目的以上に発汗しているのです。
そのため、注射した部位の汗の量が減っても、他の部位の汗が増えることはなく、汗が減ったぶん体温調節が上手く働かず、体温が下がらないこともありません。
私が今まで治療した患者様に関しても、多汗症ボツリヌストキシン注射をして、他の部位の汗の量が増えた方は一人もいらっしゃいませんので、ご安心ください。
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