困難にあったら、僕は今でも
「お母ちゃーん」と心の中で叫ぶんだ
お母ちゃんが助けに来てくれる
やなこと、辛いこと、悲しいことに出会ったら
寂しくなっちゃったら、
僕は「お母ちゃーん」と心の中で大声を出す
お母ちゃんが直ぐ来て僕を救い出してくれる
そんなとき、お母ちゃんはいつも笑顔だ
何も言わないけど、頷いてくれる
黙って聞いてくれる

そのお母ちゃんは、もう居ない
でも、心の中にはいつもお母ちゃんが居る
お母ちゃんはいつも僕を見守ってくれている
お母ちゃんのことを思い出すと勇気が湧いてくる

悲しいとき、お母ちゃんを呼び出し、お母ちゃんにすがり
「お母ちゃーん」と大声を出して叫ぶんだ
何回も何回もやる、涙が滲んでくる、流れてくる、涙が頬を伝う
暫くすると涙が枯れてくる、心の中がスッキリする
「お母ちゃーんホントに有り難うございマース」

いやあー本当に僕はお母ちゃんに苦労を掛けたなあ
お母ちゃんはいつも僕を、僕が大きくなっても
いつも、僕のことを心配してくれていた

お母ちゃんを思うと、悪いことはできない
人様に迷惑を掛けることはできない
お母ちゃんに怒られる

それにしても残念でならないのは
ナゼ、お母ちゃんが生きているときにやっておかなかったか
お母ちゃんを喜ばすことをしなかったか
それが悔やまれて悔やまれて、「お母ちゃん本当にすいません」

「大丈夫だよ、もう、お母ちゃん、心配しなくてもいいよ」
お母ちゃんのお陰で、僕は1人前になった
人に後ろ指さされる様な人間ではなく
世間に誇れるような人間になった、もう安心して成仏して下さい
お母ちゃんは、どんなことに遭遇しても笑顔を絶やさなかった
お母ちゃん、あの世でも笑顔で元気にやって下さい
「お母ちゃん、本当に長い間有り難うございました」