中国人が日本人には絶対言わない日本旅行の意外な本音
 目についたのでメモ。急成長した恩恵を受けている中国人からすると日本はこう見えるという話です。気になったのはマイナス点なので、文中のプラス評価は取り上げてません。

○あまり豊かじゃないけど、いい国。日本は近くて安い庶民の旅行先

○当然いいところはある。が、インテリ中国人は、一般的に外国人に本音は言わない。日本人の前でわざわざ悪い感想をぶつけるKYでもなければそりゃ良い感想を言うに決まってますね。

○まず驚くのは、高齢者が働いていること。中国北方だと身長が高い人が多いから、小柄な老人が大勢働いていることに驚く。中国はリタイアが早いから、目にしない光景。

○瀬戸内の島の旅行経験の感想、道の幅や建物などなにもかもが一回り小さかった。大陸と比較すると今の日本はまさにそんな感じ。そして日本の都市のインフラは数十年前に基本が完成していて、あまり更新されていないから、地方都市(都市部でも一部)、昔の身長が基準で小さい&低いと感じる。

○その延長で「日本は清潔と聞いていたのに、東京の地下鉄やJRの階段はなぜ古くて汚いの?端を歩きたくない」となる。

○中国人にわび・さびは通じない。スケールの大きいものを好む。

○京都はどんな中国人にもウケているが、舞妓さんを見たある中国人の感想は「あれは日本の少数民族か?」。

○中国人は昼もワガママ、夜もワガママ。しかし、夜の盛り場で急にハジけたり、ワガママになる日本人。日本で働くのはそんなに我慢しなくちゃいけないのかと思う。一緒に仕事をして日本人が好きだったのに、それを見て嫌いになったと。日本で当たり前の公私の使い分けが、中国人からすると二重人格に見えて気持ち悪く感じるわけですね。

○「日本人て、なぜあんなにすぐに初対面の人を信じるの?バカなんじゃないの?人も思いきって騙せない。中国で仕事ができるわけがない」―というのが中国人の感覚をよく表していて面白いですね。

○男尊女卑の国に見える(中国だとそうじゃないのか?気になる所)

○現金・FAXは遅れている。中国では現在、スマホ決済がどこでも普及しており、ちょっとした屋台の買い物も配達やレンタルなどいろんなサービスもスマホで決済できる。さらに申込書や受取書などが高速でペーパーレスになっているので、なんでもかんでもまだ紙の日本に驚く。両替不要は便利で買うハードルが下がる。またクーポン割引が使えるのが大きい。サービス、商品の質・価格ともに大満足で、「なんでも中国より安~い!」と昔の日本人のアジア旅行みたいなことを言っている。

 他に中国人が一番行きたい国は日本という話もあって、そこでは実は総計で一番人気は欧州。2位の米と誤差程度で日本は一番ダントツ人気なのではない。データを詳しく見ると、過去に旅行してリピーターになっている人が殆ど。それはそれとして良いのだが、近くて安上がりの割に楽しめるというが要因。決して憧れの国ではないというのもありましたね。

 海中国・山中国とか色々分けられますけど、多様な中国の中で、豊かな所からすると、今の日本は遅れている・貧しい国に見えているという視点は決して見過ごすべきではないでしょうね。クールジャパンならぬ、グールジャパンですね。