今回の事件でフィリピン人が状況インタビューをされていて、なんでこの人助かったんだろう?と不思議に思っていましたが、どうやら日本人がアメリカの手先として一致協力している以上、欧米圏と一括りにされてターゲットにされたようです。

 ―である以上、報復をして今後日本人をターゲットにするのはマズイと思わせないといけません。アメリカの子分・言いなりを止めて独自路線を歩むというのはもちろんですが、国際情勢・国際社会の力学と構造を考えると自ずから限界もありますしね。まあ何より今の政府には親米・しかいませんし、反米色を持った政治家はパージされるようになってますから無理でしょう。

 軍隊を派遣するといっても、こういうケースではハッキリ言って役に立ちません。事件の顛末を見ればわかるように向こうの軍隊で十分鎮圧出来ましたからね。武装勢力といっても軍隊以上に力持ってるケースは稀でしょう。それはほとんど内戦状態ですね。

 で、今後こういった悲劇を産まないために日本としては報復をしないといけない。軍隊派遣して武装勢力に復讐する叩き潰す手助けをしないといけない。むこうが他所の軍隊の介入を好まないですからノー言うでしょう。しかし、こういうケースでは過去にがないですが、金を払ってでも武装勢力叩きをさせてほしいとしなくてはいけない。

 そしてその勢力を根絶する。こうすることで日本人を殺したら、その武装勢力はより強力な敵を作ってしまう。ヘタしたら自分たちの組織が潰れてしまう。そうしないと今後世界中で邦人誘拐は何度でも起こるでしょう。

 ミャンマーの時のジャーナリスト殺害事件もそうでしたが、なめられると同じ事が何度でも起こる。ああいったケースではしっかり報復しないといけない。外交関係考えて手を切れないにしても、向こうの官邸に大砲ぶち込むくらいやってからにしないと、なめられる。なんで福田政権の時に毅然とした対応を取らなかったか、理解に苦しみますね。その後関係を改善すればいいだけの話。

 先進国には先進国の法に則った対応を、後進国には後進国に則った力の原則に則った対応をすべきですね。

 ※追記、どうも西村さんが己と同じ主張をされていたようです。Σ(゚∀゚;)。まあでもあの人は、武装勢力じゃなくてアルジェリア人を殺せみたいな無茶苦茶を言ってましたけどね(笑)。日本人テロリストが海外でこのような犯罪・テロをおこして、日本人許せぬ!日本人を殺せ!って言われちゃうと思うんですけどね(笑)。まあどういうロジックかよく知りませんけども。あと友好関係を築くこととセットなんで武装勢力皆殺し、報復スッキリは論外で、その国にとってその後の国造りもセットで協力していくことを同時に行うことはあえて云うまでもないことですけどね。ハード&ソフトパワーって感じで行きましょう。