まとめ書いたあとのいつもの短いやつです。物足りない人のための付き出し、グリコのおまけ的な。

 野中広務が悪魔と忌み嫌っていた小沢に対し、伏してでもお願いしたいと頭を下げて自自公政権作ったことについて、
偉いというツイートを見てつぶやいたこと。

 本来、政治で人格ってあんまり関係ないんですよね。好きだろうが嫌いだろうが、事ここに来たら否応なく手を組まざるをえないというゲームになっているのだから。ペルソナの話とか、チャーチルが悪魔とだって同盟するっていう話をみんな知らないんですかね

 政治ゲームというのは個人の感情を超えて、動くものだから、憎みあっていた仇同士が手を組むなんていうのはよくあることで、とりたておかしいことでもないんですね。むしろ感情で政治ゲームを拒否するような政治家はレベルが低い証拠なんですよ。政治ゲーム上、ここに来たら仇敵と手を組んで、あるいは政治スタンスを一部真逆の方向に転換する。これが普通。

 感情であいつが嫌いだからNo!なんてやって手を組まなければ、当然政治の法則を無視するのだから、よりひどい末路になる。政治力学を理解しない政治家は無残な結末を辿ると決まっている。政治家は個人の主義主張だけでやれるものではなく、多くの部かなり、支持者を背景に持っていて彼らのためにどう行動するか?という視点が常に関わってきます。政治家=パトロンといいますか、支持者の意向を気にしないでいい個人商店みたいな人の場合は、そうできるんですけど、感情で動いて政治ゲーム・力学を無視して動く場合大抵悲惨な目に会います。

 まあ福島みずほさんとか、福島みずほさんとか、福島みずほさんとかね。こうなったら、この政策を一部放棄して路線転向する。他党と協力、合併するという選択肢を否応なくとらなくてはいけない。それを無視すると…。政治力学を無視した彼女の結果を見れば、よく理解できるかと思います。

 ですからだいたい時代の変わり目というのはこれまで敵対していたものが急接近して手を組むということが起こるんですよね。まあ、なんとなくそろそろまたそういうことが起こるような気がしないでも無いですね。

 忘れそうだから次~?に書くメモ。小沢の長期的敗北と短期的勝利。社会党の崩壊と民主党の崩壊は相似、多少進化している?橋下の刺青問題VSヤクザとメディア対策にみる橋下の限界。さて、これらと選挙ネタどっち先にやるかな…。中国・四国・九州での自民の異常な強さ、基盤の存在とか地方議会の話もやりたいんだけどな、前回の滋賀・嘉田のはなしの続きからって言うことになるとこっちになるんだが。