そもそもツイッターをやる以上、良い事だけじゃないはずだよね。当然悪意あるものが出てくる、自分と合わない人が干渉してくるということは必然と考えなくちゃいけない。有名人に簡単に質問して100％答えてもらおうなんて論外だけど、有名人であればあるほど当然高反応だけじゃ済まされないわけで。
絶対自分の意見とは好ましくない意見をぶつけてくる人や、反対意見を言ってくる人が出てくる。そういう人にいちいち反応するほうがおかしい。ああ、ハイハイそうなの。でスルーしないと。ネットってリアルと違ってそれまでの前交渉がない。だからいきなり悪意に直面してくわっ！ってなるんだろうけど。
だけどネット上で何だコノヤロー！ってやっても意味ないわけよ。お互いの顔が見えないんだから、リアルならいくらでも喧嘩やる意義はあるけどね。ネットでやっても集団・お仲間内でのどっちが正しいのか見てもらう分にはともかく、そうでなかったら絶対すれ違うんだから。周りに迷惑かけるだけなのよ。
まず相手が話を聞いてくれるかどうか、お互い解り合おうとしているかどうか。それが出来ていればああこういうことを言いたいのね。それは君が正しい。―ていう風じゃないといくらやっても、相手は喧嘩をしかけてるとしか捉えない。わかって欲しくてもそういう人だったらグッとこらえて通り過ぎないと。
個人的にネット上でおいコラ！みたいなツイートはどうかなと思う。顔が見えないんだから、むこうはヤクザ・レスラーと捉えてビビってくれるか、それとも貧弱もやしっ子がネット弁慶になってるか弱犬として捉えるかわからないじゃん。己は絶対向こうが後者と捉えるだろうから罵倒は恥ずかしくて出来ない。
だったら、リアルで実際に喧嘩しましょうって言う。目ん玉・金玉・武器なし素手で1対1でやりましょう。っていう。んで、見事に負けますから(笑)と。こんなにも負けるかと。ボロ雑巾のようにやられてやりますよ、と。だって実際にそんなことやったら周り引くじゃない、ボケて行かないと。
意見と人格の分離ができていないほど、「え、嘘私の年収低すぎ！」と引かれることはない。優れた人でも相手の意見によってキレたら引くじゃない。自分の意見と相手の意見が対立することなんてあたりまえじゃない。問題によっては自分の答えと相手の答えが同時併存・両方正解があるんだから。
まあ、伝聞だと昔の学会でも大家が何！私の持論に逆らうというのか！とムキになって学生でも未成熟な意見を潰しにかかるような人がいたというけど。出来る人は「ココはいいけど、そこは違うと思うよ」と許容する。そこは私と合わないんだけどね、と受け入れる。まあ論外の間違いならさすがにダメだけど。
あとそうだブロックって恋愛に似てるって思った。ブロックすると相手はいきなり別れを打ち出された気分になる。それまで付き合ってたのに！あんなに好きだったのにどうして！になる。そりゃやり直そう！になる。今まで付き合ってたのにストーカーとして警察に通報された気分？された方は納得できない。
交流がなければ、オイオイいきなりブロックかよ。心狭いなぁ～くらいにしか感じないんだろうけどね。リアルならまだ取り返しが効くけど、ネットは効かないからね。する方も慎重にならないと。罵倒・侮辱ならともかくスルーすればいいレベルでやってしまうとちょっと乱暴という気がする。
だから某イケノブさんなんか、自分と反対の意見ですぐブロックして、ツイート界のブロック王としてグランドラインを制覇したわけだし。ネタキャラになっちゃったわけですし。おすし。なんちゅーか今後優れたつぶやきをする人でもそういうことが頻発するんですかいのう…不安。
「精神衛生上よろしくないのでブロックします」みたいなリアルではおよそ考えられない言葉・理屈がまかり通っているネット常識・マナーが確立化されていないが故でしょうか…。それでも精神衛生上云々は理解できないですね。
また、ツイッターのブロック機能の問題でもあると思うんですよね。正直ブロックって機能いるか？っていう気がしますね。シャットダウンというか相手のリプライが反映されないようにすれば、それだけでスルーできるからそういう機能にすべきじゃ？ブロックって絶縁みたいな強烈なイメージがあると思う。
問題は「短気」とか「切れやすい」、「心が狭い」というところでなく、そういう側面もあるんだろうけど、そういうものをネットが加速・倍増させてしまう環境であるということ。―このようなツイートを見ましたが問題を的確にしていると思います。
ツイッターだけの話ですが、やはりブロックという機能の排他性に求められるんじゃないかな？と。ブロックってリアルで似たような関係が日常的にないですから、正式にあなたは非人です！と絶縁通告をされる経験なんてないから軽いパニックになると思いますね。リプライ非表示機能はよ。