都内で開業されているO先生と久々の再会。
(#25)
こんにちは、小林です。
先日、都内で開業されているO先生が学会参加のため札幌にいらしてました。
夕食をご一緒させてもらい楽しい時間を過ごしたのですが、少しここでも書かせて頂きます。
その先生は、性同一性障害という分野でご活躍されている先生で、今回参加されたのもその分野の学会だったそうです。世間に正確に理解・認知されているかと言うと。。。まだまだで、非常にデリケートで難しい分野です。
(性同一性障害。。。身体的な性別と性自認(心・気持ち)が一致していない状態。。。つまり、体が男だが心は女性、もしくはその逆であったり。。。というものです。)
その先生が強くおっしゃっていたのが
"悩みを抱えているたくさんの方がいるが、しっかりと向き合った治療をする先生も場所もまだまだ日本には少ない。今は日々の診療で多くの患者に感謝され必要とされている。だからとてもやりがいと責任を感じる。”
といった内容でした。
普通に診察をしているだけで
"いろんな病院で診察を受けたが、こんなに親身に話を聞いてくれたのは先生が初めてです。”
と言って、時に涙を流しながら感謝される事もあるそうです。
非常に心打たれ、同時に立派な仕事だと感心しました。
そもそも僕が美容外科の分野に携わるようになったのは、
"病気で苦しむ人を救ったり、命を助ける医者も当然必要だが、病気ではなく外観上のコンプレックスで悩んだり苦しむ人を助ける医者も必要だ。”
という思いがあったからです。
今回O先生とお話をさせて頂いて、改めて初心に帰れた気がします。
とても有意義な時間、ありがとうございました。
同時に
"技術と知識だけではない。。。やっぱり大事なのは信頼関係。”
ともおっしゃってました。
その通りだと思います。
医療に限らず、会社・学校・家庭。。。あらゆる機会の中で信頼関係が大切なのは誰しもが理解しています。しかし日々の生活の中で"信頼関係を築く”という事が薄まりがちな気がします。
僕自身もただ手術・処置・診察をするのではなく、これからも可能な限り心のこもった手術・診察を心掛けていきます。
小さな悩みや、コンプレックスでもまず話をしに来てもらえればと思います。
カウンセリングは費用がかかりません。どんな方法があるかや、出来る出来ないといったお話ができます。
皆様の心や表情が明るくなり。。。毎日を楽しく過ごせるよう。。。そんな仕事をしていきたいです。