ヒアルロン酸って??唇を例に!
(#10)
おはようございます、小林です。
ヒアルロン酸
皆さんはどういった物として認識していますか?
体内の関節・軟骨・皮膚・眼球などに存在しその機能維持に重要な働きをしています。従って整形外科・眼科などで関節機能改善や角膜移植手術の時などに使われています。
その特徴は保水力・粘性の強さです。赤ちゃんの肌がみずみずしくて張りがあるのはヒアルロン酸が皮膚に多く含まれているからですね。成人になると残念ながら、徐々に減っていきます。すると。。。。張りがなくなり、シワが。。。。。となる訳です。
はい、ここからが美容でのお話です。
今、うちの病院ではヒアルロン酸を大きく分けて二種類の用途
シワ取り。
形の調整・ボリュームアップ。
で使用しています。
シワ取りは。。。ほうれい線や眉間、目の下のシワなどですね。以前は目の下など皮膚が柔らかいところに注入すると凸凹する事がありました。今はヒアルロン酸も進化し、凸凹することなく注入できます。体中ほぼどこでも注入可能なため、“ここのシワ気になるけど。。。どうやって消せるの?”といった場合もOKです。
形の調整・ボリュームアップは。。。バストアップ注射や鼻・アゴの注射というものがよく知られてますね。粘性が強いため入れたところに膨らみを作る事ができます。そして最近は涙袋やリップに注入して目元・口元をキレイに!。。。。ホホやコメカミのくぼみに注入して若々しく!!。。。。という処置の人気があります。
このヒアルロン酸は3~6カ月で徐々に吸収され元に戻っていきます。しかし、皆さんご存知でしょうか?繰り返し入れていくと。。。。だんだん持ちが良くなっていきます!実際“2年位持つようになったわ!”と言っている方もいらっしゃいます。
ですから"ヒアルロン酸は気楽でいいけど。。。。すぐまた入れなきゃダメだし。。。”と思って敬遠されていた方も是非お試しい頂ければと思います。
さらに、“ヒアルロン酸いれると、カサカサしなくていい!つやつやしていい!”という話を伺います。保水性があるから当然のことなのですが。。。。皆様はほうれい線のシワが消える、鼻が高くなる。。。。と思って注射をする分、肌がつやつやしてくると益々嬉しいようですよ。
ここで、代表例として。。。。。リップヒアルロン酸のご紹介を。
皆さんも冬場はかさかさ、ヒビ割れ。。。。。経験ありますよね?
ふっくらした唇を夢見て注射したら、、、、、あら!
"カサつき、ヒビ割れが治りました!!!”なんてオマケがついてきます。
直後です。よく見ると少し皮膚が白っぽく変色しているところがあると思います。これは、注射に麻酔薬を混ぜている影響で。。数十分で消えます。プチ注射でよく起きるのですが、内出血などとは違いすぐ元に戻るのでご安心ください。
さらにグロスを塗ると。。。さらにつやつやが引き立ってます!!
唇に立体感が出て。。魅力的な感じです。
どうですか、皆さん?
プチ注射。。。。。されどプチ注射。。。。。
ヒアルロン酸は体には不可欠な物。それを直接注射し。。吸収されていく。。。。
"ただ膨らみ、シワが消えるだけでなく色々と良い影響があるはず!!!”
と個人的には。
"シワはまだ気にならないけど。。。先生、ヒアルロン酸注射お願い!打つとなぜか体調がいいのよ!!!”
なんておっしゃる方もいて。。。
奥が深いな~と思います。
では、これから仕事です。
皆さんも今日一日頑張って下さいね