広告トラの巻 事務局長 奈良 哲
2 顔のない塾広告は、塾の中身まで興味をもたれない
貴塾の学習指導のシステムがどうなっているのか? 授業料はどのくらいか? 講師はどのような人か?講習の日程はどうなっているのか? それを知りたくなるのは、貴塾に興味・関心がある人だけです。貴塾に興味をも感心もない人は、貴塾の授業料も、講習の日程もそんなことはどうでもいいのです。
或る商品やサービスの内容について説明を求めるのは、その商品やサービスに興味・関心があるからです。貴塾に対し興味も関心も良いイメーフも好印象も何もないなら、貴塾の中身なんてどうでもいいのです。どんなに優れた講師がいようが、授業料がどれだけ格安だろうが、全く関係ないのです。
好きな人のことは、どんな些細なことでも知りたくなりますが、すきでもなんでもない人のことなんてどうでもいいことです。
大多数の塾のチラシの致命的な欠陥は、まず第一に自塾に興味・関心をもってもらうための工夫が100%欠けていることです。何だかやけに偉そうにして一体何の得があるのでしょうか。自分で自分の首を絞めています。
大切なのは、塾の顔です。「好かれる塾の顔」がなければ、貴塾の優れた塾の中身にまで誰も興味・関心を持ちません。