『発声と身体のレッスン~魅力的な「こえ」と「からだ」を作るために』を読んだ感想飛び出すハート


書店で文庫本を買いました。

今は夏休みに突入して、読書感想文フェア的な感じで単行本エリアが賑わっていていました飛び出すハートキラキラ


それはともかく、購入したのは発声の本。


なぜかというと、私はいつも人から

「声が小さい」と指摘されるから。


そして口数も少ないためか、

同性でコミュニケーションが得意な人と比べると、

話しづらい、からみづらい人に

思われてる気がするため、

明るい話し方、声の出し方について

読んでみようではないかえー

と、ようやく、しぶしぶ、

手に取った本なのです。


心の中では、

「大きい声が苦手」

「元気いっぱいも苦手」

「明るさって必要なの?」

「相手に聞こえれば良いじゃん」

などのネガティブな自分も

存在していますが、一旦忘れます!


著者さんはTVでもよく見る人だ!

作家で演出家の鴻上尚史さん。

(っていうか、お気に入りだったTV番組

NHKの「COOL JAPAN」の司会の人だ! 

と後で気がつきました!!)


色んな場面で、自分に合った声を表現するための

トレーニングが載っています。


私はただ普段の会話でも声が小さいので、

職場でいざ何か発言しようとすると、

緊張で声が上手く出せなかったりします💦

せっかく発言でも、

印象の弱さだけが残るなんて悲しい😢


別に気弱なわけではないし、

根も明るい方なので、

話せないわけではないけど、

いざという時に慣れてない。


この本を読んでいて、印象深く

「ハッ! びっくり」とさせられたのは、

滑舌が良くない人は

子音が溶けていて、発音が不明瞭

だということ。


「し、子音が溶けてる!?!?ガーン

衝撃のワードでした。


確かに、家族や友人と話す時、

安心してなのか、少し気の緩んだ話し方な私。


学生時代の友人同士の会話だと、

途中で文が切れようが、

変な文法だろうが、

意思が伝わっていたので、

それが楽しくて、

自由きままに話していました。


それが仇となったのか、

大学生になり地元から離れて暮らし始め、

ある賃貸の大家さんファミリーに

お世話になりました。


そこでは、ハッキリものを言わないと、

日本語なのに伝わらないという

初めての恐怖を味わいましたガーン


単に私の話し方が下手で、

「何が言いたいのか伝わらない」的な

ことを言われて、

若干トラウマにも。


そして、結婚した今では、旦那さんにも、

「言いたいことを整理してから

話さないと、伝わらないよ。」とか、

「起承転結って知ってる?」とか、

「主語がなくて伝わらなかった」

「最後まで言って」

など、そういえば、

数々の指摘を受けています無気力流れ星


さぞイライラするだろうに、

優しく言ってくれるのはありがたいです...アセアセ


そんな時、

自分でもなぜ短い文で話すんだろう?

思い起こすと、友達とそういう話し方しか

してなかったし、家族との会話も、

言えば伝わるので、短文でした。


さらに、本書によると、

「一回も大切な話や重要な話を

したことがない人」も子音が溶けている

ことがあるらしい。


単語一つ一つをクリアに話さず、

相手に伝えなければならないという

意思や経験が少ないかららしいです。


会議で発言したり、

リーダーの役割をする人は、

明瞭に話さなければいけないですが、

その役割の機会もなければ、

どこか人に甘えて、発音までが

不明瞭になる場合があることが

府に落ちました。


私は仕事では、人と対面で

話すことが多いのですが、

元気で明るい声を出すのがあまり得意ではなく、

他人に対しても、

落ち着いた声を好みます。


ですが、そんな私でも

仕事で明るく振る舞うことが求められるなら、

スキルとしてそれができるようにも

しておきたい。


この本と偶然出会ったからには、

いくつかトレーニングも試してみたいと

思いました飛び出すハート


まだ読んだばかりですが、

少しでも変化を起こせるように

頑張ろうと思えました音符


猫しっぽお読みいただきありがとうございます猫あたま


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