トヨタ自動車は2016年をめどに、50万円程度で買える低価格の小型車をインドで発売する。「トヨタ」の名前をつけずに新しいブランドをたちあげ、インド戦略車とする。低価格化で先行するほかのメーカーに対抗する。発売後3年で年50万台規模の販売を目指す計画だ。

 トヨタは10年にインドで小型車「エティオス」を発売したが、最も安いモデルで約80万円と割高だ。インド市場では、地場のタタ自動車の「ナノ」が20万円台で買えるなど低価格化が進んでいる。このため、トヨタはもう一段安い価格の車が必要だと判断した。

 現地で高級感がある「トヨタ」とは分け、新ブランドを設ける。大衆車ブランドとして顧客を高所得層以外にも広げ、はじめて車を買う人向けの入門車としたい考えだ。