地図情報大手のゼンリン(北九州市)が発表した2010年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比7.9%増の254億円、純利益が5.9倍の7億円だった。カーナビや携帯電話向けの地図情報の売れ行きが好調で、売上高は中間決算では過去最高だった。

 国内シェア7割を握るカーナビ向け地図情報の売り上げは13%増。エコカー関連の減税や補助金の効果が出た。携帯電話向け地図情報も27%増だった。