南からの侵略者

食事の表現がとてつもなく秀逸なシリーズの最終話。初めの方では「皇族なんて嫌だ」と言っていた皇太子が国の未曾有の危機を前に皇族としての自覚を持っていくという流れです。

こういうSF物って統治者か被統治者か、どちらかからしか描かれないことが多いように感じるんですが、本作は両面からの描写が秀逸で、かつ単調では無いため面白いです。そこに神話の要素まで加わるのにだれずに最後まで読み切ることができました。

そして相変わらず食事の表現は秀逸ですので、ぜひお試しあれ。個人的には鍋をつくりたいです。季節が夏でなければ。お薦めのシリーズです。




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