八ツ場ダム


民主党政権の「無駄をなくす」政策で揺れている地区の一つといえます。

私もそうですが

・収益の見込めないダム建設は税金のムダ
・立ち退かなくて済むのだから住民にも結果的に利がある

と思ってました。

ただ、ちょっと調べてみてわかったのは

・昭和27年からの懸案事項
・住民同士の軋轢もあった

という事実。

ダムを建設するということは自分の住んでいる土地が無くなるということなんだから
そりゃあだれだって反対しますわ。

反対運動も立ち上げるし、立ち退きに応じる人たちと仲だって悪くなります。


彼らは、
そんな嫌になるような毎日を
57年間も
経験してきたのですね。



57年といったら、私の会社はまだ日本来てないです。
父親・母親も義務教育課程行っていないかもしれません。
私の人生の、単純に二倍以上。


こんだけ長い年月かけて
彼らはダムの議論をしてきて


最近やっと踏ん切りがついた矢先の
今回の中止決定だったのですね。



思うのは、「知る」ことの大切さだな、と思うのです。
一つの事象について、表層的に見るのはほんと簡単で、
今回だってこの事実を知らなければ

「なんで国にとっていいことなのに住民は反対してるの?」
「そんなにお金がほしいの?」
「仕方ないじゃん、決まっちゃったんだから」


なんて思っていたかもしれず。
実際こういう内容の電話やメールが住民には行っているようで


でもこれを知ってしまったら
こんな議論はもうできない。


これは今の私の仕事でも同じところはあるな、と思うのです。

動かす前にまずは「背景」をつかむこと。
知った上での善後策を考えること。

この二点は大切にしないと人の「共感」は得られないんだろーなーと思った休日でした。
すげーリフレッシュされた日でした☆