こんにちは、やっと家でもネットが使えるようになりました。
drivershighです。
家とかさりげにいってます笑


さてさて、
今日は少し真面目なお話です。



私はこれまで、開発途上国にガチで滞在したことはありませんでした。
高校時代のベトナムがそういう意味では一番近いですが、それでも一週間とかですし。



で、これまではずっとこう思っていたのです。



★開発途上国ってさぞかし暮らしにくいんだろうな
★その点日本って恵まれてるよね。犯罪とかも少ないし。夜でも安全だし。
★平和すぎて、くだらないことでもばか騒ぎしてるよね
★そのエネルギーを、少しでも途上国に分けたらいいのに。
★そうすれば、この世界はもっと良くなると思うよ。


まあ、基本部分はこんな感じです。
とにかく、日本(先進国と呼ばれる国含む)VS途上国で切り分けて考えてました。
だから、支援は必要なんだと。
だから、自分は日本ではなくて、世界を目指すのだと。












最近、すごく揺れています。
ダッカで暮らしてみて思ったのは、
「あれ?案外暮らせるんだ」
ということでした。


まあ、恵まれてるってのもあれですし、
外に出れば物乞いとかもいっぱいいるんですがね。


それでも、みんな、それぞれの生を生きている。
路上の物乞いの少女も、花屋の少年も、リキシャ引きのお兄さんも、オフィスワーカーも。





これって、日本と何か違いがあるんでしょうか?




収入が低いとはいっても、こっちは物価も安いです。
リキシャ引きのお兄さんと世間話したとき、
「一日100tkくらいあればまあまともな暮らしはできるよ」

と言ってました。100tkって、だいたい160円です。

彼の言うまともとは、屋根があるところで寝て、三食食べられて、危険がないこと。
日本でのまともと変わりはないでしょう。
あとは携帯とか、パソコンとか?

彼曰く
「携帯とかあってもかける相手がいないしねえ」




要は、人の生の充実度なんて人によるのです。
生が充実している人とそうでない人は、


国という切り分けで多い少ないがはっきりするわけではなくて。
要は幸せな人は、日本だから多くて、バングラデシュだから少ないわけでは決してないのです。



今までの自分はそれにも気づいていなかったのかな、とふと思いました。


ただただ、かわいそう目線がどこかにあって、
その目線で優越感を担保して、
上から「支援」とか言ってたのかも。
たいしたアイディアもなくて、日本ですげービジネスモデルを思いついて、
それを実行にうつして・・・なんていう将来像を、どこかで思い描いていたのかも。


だから、自分が「開発」というとき、どうしようもないうさんくささというか、わだかまる感情が自分の中にあったのかな、と今では思います。






だからどうするってわけじゃあないんですが、
キャリアとして、国の支援機関を選ばなかったのは自分にとっては正解だったのかも、とも思います。
大切なのは、経験であって、それが今までの自分には絶対的に足りていなかった。




ああ、この視点の変化というか、変質こそが、自分がこの国にきた収穫なのかも、と思っています。
まだまだ先は長いです。
やっと半分が見えてきたこの頃ですが、
あと10個は発見するように頑張ります。


てなわけで、これを「良い経験だった」
なんてだけ振り返らないようにこれからも濃密な時間を過ごしていきますぜ。ふっふっふ(病床で)(やっと快復してきました)