日本の景気回復、57ヶ月連続。いざなぎ景気に並ぶ。



反応その一、



日本の景気は着実な回復をみせているから、先行きは明るい。




反応その二、



まったく実感が無い。景気回復は雲の上の出来事。





ちなみにいざなぎ景気とは東京オリンピックの後しばらく続いた景気のことで、



高度経済成長にのって全国的に波及したらしいです。



いざなぎとは日本神話のイザナギノミコトより。



これまで日本では何度も景気回復があり、そのつど古来の偉人をモチーフにした名前がつけられていたのですが(例、神武景気)、



この辺になるとネタがつきて、伝説を引っ張り出してきたという裏話があるとかないとか(笑)






さて、本題に戻って、景気回復です。



私個人の意見としては、ここまで実感がない、実感がないといわれている景気回復って初めてなんじゃないか、ということです。



いざなぎ景気のときは実感があったのだろうか。




そもそも「実感」ってなんだろうか。



たとえばサラリーマンが、「去年より給料すごいあがった」と感じるのは景気回復の実感なのでしょう。



たとえば経営者が、「発注が増えた」とかいうのも実感なのでしょう。





で、経営者は、自分の「実感」を発信するツールはいざなぎ景気のころからありました。



たとえば新聞のアンケートでもそうですし、政府も毎年のようにアンケートを実施しています。



一方、サラリーマンはといえば、自分の意見を発信するツールはいざなぎ景気のころは極めて限られていたのではないでしょうか?



いざなぎ景気のころと、今現在とで一番違うのはなんといっても「インターネット」。

確かにそれ以外にもいろいろありますが、個人の情報収集、発信ツールとして、ネットの普及は一番の差異ではないかと思うのです。


今は、個人でも情報の発信ができる時代。



現に私だって、「ブログ」という形で発信しています。



こういう時代だからこそ、これまでもあったけれど無視されてきた「実感」が表に出始めているのではないのかと思うのです。



国民一人ひとりの生の声が、聞こえ始めているのではないのかと思うのです。



まとめると、私は、実感の無い景気回復が今に始まった出来事とは到底思えないのです。



ですから、マスコミの「格差社会」とかと結びつけた、あたかも現在が特別であるかのような論調には違和感を覚えるのです。



たぶん、こういう景気回復は昔からあった話。ただ、今は、国民の声がとどきやすい世の中になっているのではないか、と、ふと考えました。