難民ってご存知ですか?
簡単に言うと「自国にいると権力者をふくむ一派にいじめられたりいろいろ危険なので他国に逃げた人たち」のことです。世界で難民と認定された人は2000万人弱いるそうです。ちなみに他国に逃げてないと難民じゃあありません。
日本も難民の受け入れをしているが認定数は非常に少ない・・・という事実は頭の中にあったのですが、先日大学で開かれたASPネットワークという難民支援グループが主催する「難民座談会」というイベントに参加してその過酷な現状を知りました。
要約すると、
①申請のときに、来日して半年以内に申請しないと書類を受け付けてもらえない
②申請してもその審理には数年かかり、その間の支援は一切無い上にその間に入国管理局に不法滞在で捕まる可能性がある
③認定数が少ないため、大半が不受理。不受理になると審理のやり直しを請求できるが、やり直す機構がほぼ同じためにやり直しをしてもほとんど不受理になる。(しかも時間と金が膨大にかかる)
④これでも駄目なら裁判などの限られた道しかなく、それでも負けると不法滞在で捕まる。
⑤捕まると、「何年以内に釈放」みたいな規定が無いため、将来が見えない生活を送らざるを得ない。
・・・・・・・まあ、日本の難民制度を批判する団体の意見なので悪いところばかりがあげられているのだとは思いますがしかしそれにしてもひどいですよね。
ちなみに、審理に何年もかかる理由は、「丁寧な審査を行っているから」なのだそうです。日本にしてみれば「お荷物」のような存在の難民をばかばか増やすわけにもいかない事情はわかります。でも、もう少し何とかならないものなのでしょうか。
こういった問題には日本人の国民性も絡むのでしょう。それに、凶悪事件の容疑者が「外国人」だと、外国人排斥ムードが高まったりするでしょうし、「日本人の税金を外国人に使うとは何事だ」みたいな意見もあって当然です。
彼らが立ち向かう壁のあまりに厚いことを思います。
このような状況を変える有効な方法は何か無いのでしょうか・・・・・・・・
こういう活動に真剣に取り組むNPOもやってみたいものの一つです。問題意識だけは売るほどあるのでそろそろ買い手を捜したいのです。