ホワイトバンドについてはいまさら私が言う必要も無いのでは無いでしょうか。本屋やコンビニの店頭で300円で売っている、アレです。




これの目的は「アフリカの貧困の現状を世界に広めること」。募金ではないという点が赤い羽根募金とは違うところですが、まあ、似たようなものではないかと思います。





これはなかなか成功しているようで、有名人のキャンペーンなどもあり、まだまだ息長く続いています。私も、二ヶ月に一個ペースで買っていってみようかな、と思っているところです。ファッション性などでも結構受けたのではないか・・・・と個人的には分析しています。いろいろ批判されてますが、成功例がたたかれるのは今に始まったことではありません。





で、アメーバブログはこれを熱心に後押ししているらしく、先日著名人へのインタビューが行われたようです。記事はこれ 。題は、要約すれば「何で今のアフリカは「こう」なのか」。






何でアフリカって貧困から抜け出せないのか?理由は、「モノカルチャー経済だから」だし、「権力者が権益を貪って本当に物資が必要な人のところにまでものが届かないから」だし、「民族の色分けを無視した上置国境だから」でもあるでしょう。







でも、じゃあ、何で「モノカルチャー経済」なんでしょう?理由は簡単。高校レベルの私の世界史の知識をフル活用して出した結論は、「今のヨーロッパがアフリカを蹂躙したから」です。






アフリカは長らく植民地でした。宗主国の代表はイギリス、フランスですが他にもドイツ、スペイン、ポルトガル、ベルギーなどもそうです。これらの国が、アフリカ全体を「無主の国」として好き勝手分捕ったので今の国境が出来たわけで、カカオなどの「売れる」作物を作らせ続けたから「モノカルチャー経済」になったんですよね。





で、いざこれらの国々が独立しようとすると介入して泥沼な紛争を起こしたんです。コンゴ動乱やアンゴラ、モザンビーク内戦は悲惨なものでしたが、もとを正せば今のヨーロッパの国々に大きな責任があるはず。





実際アフリカの各国の代表はこのことをよく理解しています。でも、肝心の加害者のほうはほぼ無視しているのではないのかと思います。






かつて、ヴァイツゼッカーというドイツ大統領は「過去に眼を背けるものは未来にもまた眼を背けるものである」と言いましたが、実際そのとおりではないかと思います。ちなみにこれは倫理の知識です。センター試験でも取り上げられました。






こういったことについて眼を背けてはならない。直視した上で、次に何をするのか考えなければならないと思うのです。だから、ただ今の貧困問題を取り上げるだけじゃなく、過去についても触れて欲しかった、と思います。このインタビューは少々残念です。





でもまあ、仕方ないのかもしれませんね。過去について話すより今の現状を話したほうがインパクトは大きいですからね。





とにかく、私が言いたいのは、なにかを語りたいならまずその原因、特に過去を押さえる必要があるのではないかということです。その上でものを語れる人間になりたいと私自身も強く思います。





というわけで、もしホワイトバンドが年が明けても続いているようなら、私の右手に3つ目が追加されます。友達に「そんなんつけてんの、馬鹿じゃない?」とか言われましたがこのキャンペーンは個人的にでかいうねりになりそうな気がするもので。





うまくいきそうなものの尻馬に乗るなんて株でも人生でも募金でも違いはないですよね?