ふと思ったのです。





なんで「公認会計士」というのか。




公認っていらなくないか?





この謎を解明するべく分析を行い、いくつかの可能性を提起しました。




一、実は短かった。





公認の反対は私認。つまり自称。






時は戦後。敗戦の混乱の最中自称会計士が暗躍し、いくつもの企業がでたらめな経理をされ、潰れていった。この事態に立ち向かうべく、一人の男が立ち上がった。




その名を佐藤良三郎。





彼は、会計士としか呼ばれていなかった当時の役職名にこそ問題があるとし、役職名を改正し、自称会計士の乱立を防ぐため公認と付けた。




彼の功績は讃えられ、公認の文字が記念碑的に残された。







二、ほんとは長かった





公認会計士の正式名称は日本国及び内閣総理大臣公認企業の経営内容調査目的のための会計検査院付属企業課会計士だった。





時は石油ショック。




狂乱物価の煽りを受けてごく一部の企業が莫大な利益を得る一方、多くの企業の経営状態は悪化した。






このような状況下において、(前略)会計士の需要は今までになく高まったが、書類を書く際に正式名称を書かないと日本の役所は受け入れなかったため、中小企業の社長を中心にストレスからくる脱毛症が目立った。





このような状況に対し、一人の男が立ち上がった。その名を金森正義。官庁と実に十三年に及ぶ折衝を続けた末に彼の努力により、略称も可とされた。




ちなみに、公認は役所の抵抗の名残である。






三、国際化の過程    時は東京オリンピック(以下略)













「で、君は大学の講義中にずっとこれを考えていたのかね」




「はい。」




「・・・でもこれあんまり面白くないよね」





「やっぱそう思います?」








四、なんとなく語呂が良いから。                  この話はフィクションです。