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勤務先では年に1度、5営業日以上の連続休暇を最低1回取らねばならない。

そこで今その連続休暇中。例年ならこの連休で海外旅行をするところだが今年度はそうもいかないということで、代わりに東京都の少し変わった場所を歩いてきた。

 

中央防波堤埋立地。

 

お台場の南隣にある広大な埋立地で、かつてはごみの最終処分場であったが、現在はごみの中間処理施設やリサイクル施設、大型物流施設といった大きな施設が並び、東京湾臨海道路が横断し東京ゲートブリッジに繋がっている。また2020年東京五輪に向けボート競技場も造られている。

 

何が変わっているかというと、1973年に埋め立てが開始されて以降、長らく所属する行政区が未確定で正式な住所が存在しなかったこと。元々この付近を漁場としていた大田区と、ごみの埋立地時代に公害に悩まされ続けてきた江東区との間で係争が続いており、2019年にようやく合意に至ったとの由。「江東区海の森」、「大田区令和島」として一部は住所が確定したが、未だ江東区の一部は町名が公表されておらず、また一部は行政区未定のままだ。

 

もう1点変わっているのは何らかの車両でしか進入できないこと。電車はなく、徒歩や自転車で入ることもできない。

 

そこで今回は都営バスで東京テレポートから中央防波堤行きに乗車。同埋立地に降り立ち歩いてきた訳である。

 

同埋立地を歩いてみると、やはり大型施設が建ち並び、大型車両が行き交う土地。そして工事現場と巨大な空き地。車両用の道路はほぼ整備が完了していたようだが、歩道は未だ封鎖されている場所も多かった。

歩行者は皆無で、コンビニどころか店舗や自動販売機は一切無く、公衆トイレや公園すら存在しない。更にはかなり大きな交差点でも歩道橋どころか横断歩道・歩行者用信号も存在しない。

歩道がある場所でも草がかなり生えていたり、舗装が途切れていたり。

これ程までに人の進入が想定されていない土地というのは異様であった。

 

近い将来には大型公園ができたり、それこそ五輪会場になる予定もあるので、一般の人が受け入れられる土地に変わっていくのだろうが。