音楽倶楽部のライブで宇都宮へ。
駅から会場まで少し距離があったのでタクシーで向かうことにした。
するとジャズフェスの他に餃子祭りが同時に開催されていることもあり、タクシーの運転手と餃子の話題になった。
そこで、なぜ宇都宮は餃子なのか尋ねたところ、歴史的な背景があったのだそうだ。
背景とは、宇都宮にはかつて日本軍の基地があり、その赴任先が満州だったそうだ。
戦後、満州から帰ってきた彼らは満州で覚えた餃子の作り方を、地元の豊富な農産物を生かして多く作ったというのが、餃子文化に繋がったのだという。
餃子の消費量が日本一であると注目されるのは、平成に入って市の職員がその統計に気付いてアピールし始めてからとのことだが。
現代日本のB級グルメが戦争と関係するなんて・・・地理も歴史も政治も・・・やっぱり繋がってるんですね~。