国際ガールズDAY | driveroneのブログ

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今日は国際連合の定めた国際ガールズディなのだとか。


そこで国際NGOのイベントに行ってみた。そこで観たのは海外の女の子たちの現状を追ったドキュメンタリー映画。

よく「海外の恵まれない子供たちのために・・・」なんてセリフを聞くが、「その中でも男女には大きく差がある」のだという。


女の子だから学校に行かせてもらえない。

女の子だから売られる。


原因はやはり貧しさ。

生きるためには学校にいけないことも、売られることも受け入れなければならないというのは、理不尽だが抗いようのない事実。非合法だろうとそれを取り締まるだけの力も政府にはないし、そもそも役人だって信用がおけないことがあるのだから、秩序なんてあるのかないのか。


そして貧しさは心をも蝕む。

ある女性が、家族を支えるために子供を親に預けながら身体を売って稼いできているのに、その親は「あの子は外で楽しみながら働いてきて、子育ては私に押し付ける。時には客を見つけられなかったと言って稼いですら来ない。何て親不孝なんだ」と。

そこまで擦れ違ってしまうものかと唖然としたが、やはり生活に余裕がなければ相手を思いやる余裕もなくなってしまう傾向というのはあるのでしょうね。。。


経済的な豊かさというのは人生も人間性も左右するという訳ですか。


ここからはあくまで個人的な想像だけど・・・

東日本大震災の時、略奪が起きない日本人の習性を見て「何て素晴らしい民族なんだ」と世界中から賞賛の声が挙がったというが、発展途上国の人々がもしそのニュースを聞いたら冷めた表情でこう言ってたのかもしれない。

「だって、何だかんだ言って助けてもらえるアテがあるんでしょ?」