日本人は目立つことを嫌う
民族である。
派手なものを嫌う。
当たり障りのないもの
画一的なものからはみ出ないものが好き。
いや、本当のところは
好きかもしれなくても、
はみ出たところをモグラ叩きの
モグラのように
ピコッ!ポコッ!と
ぶったたかれるのが怖いのである。
出過ぎないよう、
目立たず、騒がず。
なぜにそんなに
横一直線に並びたがるのであろうか。。
きっとこれは、受け継がれてきたDNA
のみならず、
小さい頃から統一性のあるもので、
がっしり抑えつけられ、半強制的に
押し付けられてきた結果ではないだろうか。
みんな同じ制服、
しかも必ず紺色か、黒色。
今でこそランドセルはカラフルなものを
選べるようになってはきたが、
当たり前のように男のコは黒、
女の子は赤。
体操服に音楽で使う楽器、
絵の具道具入れや、裁縫箱。
中学に進学しても、ほぼ傾向は変わらず。
部活動で使うもの、すべて全員同じもの。
高校にいってもまだまだ
規則は厳しく、髪の色やスカートの丈まで
きっちり決められている。
そして、就活。これまた全て黒。
不快感を与えないよう、
学生さらしさをだすよう、
はみ出さず、目だたぬよう、
しかし、そこで個性はアピールしなくてはならない。
周りから自分の意志とは裏腹に
いつしか
抑えられ、
出すぎないことが美徳なのだと、
それが結局良い結果をもたらすことになるのだと、抑え込まれ、すりこまれてきたのだ。
私自身は勝手に
派手な色のものが単に好きなのである。
臆面もなくそれらを着用する。
必ず言われるのが
「わー、いいなー」
「私もそういうの着たい」
その後に続くのが
「でも私は似合わないから」
私自身も、決して自分で似合ってるとは
思わないが、
原色カラーのものを着ないと
世間に負けるのである。
それに派手な色を好む人は性格も
派手なのだろう、という
イメージであるが、
実は真逆で
心の陰の部分を隠したいがために、
自ら
派手な色に手を伸ばす傾向があるらしい。
しかし、周りの方々は
自分は、そんなカッコはとてもできないが、
やぶこのカッコを見てると、元気が出る。
などと言ってくれる。
ということは、わたしのこのカッコも
出る杭は打たれるが、
出過ぎた杭は打たれないのである。



