2回目の合コンは鍋パーティーだった。
メンバーは奇跡的に
前回と同じメンツがそろった。
私は藤枝君の顔を見たとき、
なんだかとても気恥ずかしかった。
それは、下心があると思われてるのではないだろうか?と
勝手に想像したり、
いや実際にはそんなことは全然ないはずだ、と
自問しても
答えが出なかったことにある。
そんなことを考えながら、
藤枝君の横顔をふと見て思った。
特にイケメンでもないんだな~。
どうやら
少しの間会わないうちに、
勝手に美化して自分の理想に作り変えていたようだ。
今日、間近で見る藤枝君の顔は、
今朝あわてて剃ったと思われるカミソリの傷跡が
残っていた。
これくらいの傷だと
血は出たんだろうか、
出なかったんだろうか。
そんなことを考えながら口元を見つめていた。
「どうしたの、やけに見つめてくるね」
はにかむような笑顔の藤枝君に出会ってしまった。
「ずっと・・待ってたんだよ。」
ーずっと・・何を?

