自分で自分に宛てた手紙を読んだ。
去年の12月12日に書いたもの。
何を思って、何を考えて
この日自分に手紙を書いたのか
わからない。

その手紙は日記にはさまれていた。
12月12日のページに。

時折その手紙が目に入るたび、むしょうに読みたくなった。
なんて書いてあるんだろう。
読みたい、読みたい・・!!


しかし、読んではいけない。


鶴の恩返しで鶴がはたを織っている間、
その姿を見ることを禁じられた老爺の気分だった。


やっと12月12日がきた。

その手紙に書かれていたこと。

そこには、想像していた1年後どおりの
自分がいた。

しかし、ひとつ実現していなかったこと。
もし、それがかなえばまさに、奇跡的とも思えることは、
現実にはなっていなかった。
そうそう、自分の思っていた通りの
全ては叶わないのかな。。
でも、この夢はまた来年にもちこし。
描いた夢は必ず実現すると信じて。


ピンクセラムな夜