お手洗いで化粧をなおすとき。 完前回 ようやく塗り終わったころ、 「ザーッ」の本人が登場する。 なぜか悪いことをしたような気分になる。 あなたのトイレの様子を見ていたわけではありませんよ。 ただ背後で気配を感じていただけですよ。 とは、いわないが その気持ちが伝わってくれることを願うかのように 大あわてで口紅をポーチになおし、 そそくさとトイレをあとにする。 なぜ、そこまでして新参者に気を使わねばならないのかは まだ解明できていない。