私は絶望的な気持ちになった。
修学旅行の傷が癒えないまま、
その上にナメクジがはってきて、粗塩をまぶせられた気分だった。
「ハルちゃん、ハルちゃん。どうしたの?」
ユミちゃんが、様子のおかしい私に気づいて声をかけてきてくれた。
「あれ・・」私が指す方向には、もう遠くになった
二人の自転車で走る後ろ姿。
「自転車・・?あれ、誰?」
ユミちゃんが見たときには、誰かわからないくらい
二人の姿は遠くなっていた。
私の胸にはしっかり焼きつけられていた。


毒吐き女のひとりごとブログ