「あー、もうどうすんのよぉー」
みっちゃんはイライラしている様子だった。
しかし、すぐに「行こっ!」といって
同じ班の女子3人を連れてどこかへ行ってしまった。

夜ー。
消灯時間になっても、みっちゃんとその一味は
帰ってこなかった。
私たちは修学旅行名物
まくら投げをしながら、みっちゃんちが寝るはずのフトンを横目で見ていた。

本当ならまくら投げなんてしていたら、
ハナセンから怒られるところであるが、
先生方は皆、
みっちゃんたちの行方を捜しているようで
誰もやってはこない。
まくら投げに関しては、
宿泊先ももう毎年修学旅行時には
悩まされてきたようで
天井の電球にはカッチリ特別なガードが施され、
まくらがあたっても壊れないよう細工がしてあった。
なかなか旅館経営も大変だな~と
思いながら、
私たちはまくら投げを存分に楽しんだ。

「ねぇ・・ハルちゃん。
好きなコいる?」
電気を消されたその部屋で
隣に寝ていた同じ班の陽子ちゃんが聞いてきた。
「えっ・・い、いないよ・・」
とっさにそう答えた。
「ふぅーん。。そうなんだ・・」
陽子ちゃんはなんだかイミシンな笑いを含みながら
私を見ているような気がする。
「ねぇー赤ちゃんってどうしたら出来るか知ってる?」
「えっ・・いや・・知らないけど・・」
ほんとは、ちょっとだけ知っていた。
そして、詳しいことがポップティーンに書いているから
教えてあげるよ、って
みっちゃんが言ってくれてたのに。


毒吐き女のひとりごとブログ