突然、蓮と連絡が取れなくなった。

メールしても返事はないし、
通話もつながらない。


「もしかして・・自殺?」

突拍子もないことが湧きあがってきた。


蓮のマンションに行ってみた。


「きちゃった女はしたくなかったんだけどな・・」


でも、今はそんなこと言ってる場合じゃない。

蓮の部屋の暗証番号押す。

何の反応もない。
こうゆうとき、
いまどきのマンションって都合悪いよな~・・


蓮の車・・ない・・

あ~どうするか・・
今からでも

蓮のお店に行ってみるか?。

きちゃダメだって
言われてたけど・・


クラブ・パトーナ。

入り口に立つだけで
ドキドキする。

そぉ~っと
そお~っと・・

ドアをあける。

なんだかビクビクする。

ホストクラブ初体験!!


オトコとオンナの分かれ道


いらっしゃいませ。

にこにこした笑顔で
出迎えてくれる。

「あ、あの・・」

ホストくんの
小首をかしげてこちらを見ている
しぐさが
子犬みたいで可愛い。
まだ新人さんだろうか。

「あの・・蓮は・・
蓮いますか・・?」

「蓮さん?あ、ジョニー?」

ジョニーって。。
誰?
あーきっと蓮のこと?
いわゆる源氏名とかいうやつ?

「ちょっと待ってくださいね」

あ~こんなところで
蓮って働いてたんだ。。
物珍しげにキョロキョロしてしまう私。

「今日は休みだけど。。」

休み・・休みか・・

休みなら。。いいんだけど・・

「何か・・伝えておきましょうか?」

「いえ・・・別に・・大丈夫です」

って、全然大丈夫じゃなかった。

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「なんやねん~りりこはん。

オトコにふられたんかいな~

頭に響く社長の声。

「違いますよ!!」

必死で否定する私。

「結婚するとまでゆーとったんのにな~

オトコのほうが
マリッジブルーになっとんちゃうか」


「マリッジブルー?」

「せや、いまどきの草食系とかいう
男子はそうゆうことになる場合があるっちゅー話や。

りりこはんは肉食系やろ。
せやからそんなことで悩まんねん。
突き進むタイプやさかいな。

ちなみにワシは中華が好きやけどな」

そんな、マリッジブルーとか
単純なものだったらいいけど。

いや、簡単なものではないのかな。
深刻なんだろうか。