「蓮ってさ。。
こんなこと聞いていいかどうかわかんないけど・・
小さいころ、
いろいろ辛い思いしたんだよね」


「辛い思いなんてゆうのは
誰でもしてるんじゃないの。
家族がいてもいなくてもね」


「ねー家族ってさ。。

家族でいるだけじゃー家族じゃないよね。

一つの部屋で過ごしてても
部屋の端から端にツーと
流れる冷たい空気。

そういうものを感じ取ってしまったから、
私は家を出たの」


「・・・」

蓮は黙って聞いている。


「ねえ・・蓮・・
私はさ。。
蓮のことすっごい好きで、好きで好きで・・

そして蓮もこんな私のことすんごい好きでいてくれてうれしいんだけど」


「こんな私っていうなよ」
蓮がにらんだ。


「そんな言葉、りりこを好きな俺に対して失礼だろ」

「あ。。ごめん。。」
私は
蓮の裸の胸に右のほっぺをくっつけた。
左手で蓮の脇腹をなでながら、

「私はこうやって蓮と一緒にいれて
すんごい幸せでうれしいんだけど、
でも、それで・・それだけで・・いいのかな・・て・・」

蓮の指先が私の髪の毛をもてあそぶ。


「私は蓮のことが好きだっていう気持ちが
とめられなくて、どんどん
それをおしつけていってるけど、
それで・・それが幸せだけど、
でも蓮は幸せ?」


「俺は・・りりこと一緒にいられれば
幸せなんだよ。
りりこのまっすぐなところ、
嘘がつけないところ。
すぐにばれるところ。
そうゆうところも好きだよ」


「他には・・?」


「あとは・・なんといっても。
この
カ・・ラ・・ダ・・」


「なぁ~んだ・・
やっぱりカラダかぁ~
オトコってやっぱり体なんだあ~」


私はおどけて
蓮の足もとまでもぐっていって
「おしおきにすね毛ぬいてやる!!」

と叫んだ。

イテッ!!

猫の毛のような蓮のすね毛が2本。
「ほらっ・・」
たんぽぽの綿毛のようにそれを飛ばした。


私たちは再び深く愛し合った。


オトコとオンナの分かれ道