蓮からの
ホワイトデーの
お返しは
パインアメ30袋だった。

えっ・・パインアメって・・

思わず絶句したが

「りりこだって
バレンタイン、ブラックサンダーの大袋だったじゃん」

あっ・・そうだった。

だって蓮、ブラックサンダー大好きなんだもん。
でも、なんていうバレンタインとホワイトデーのやりとり。

私はパインアメの穴に舌を突っ込んで遊んだ。
こうやって遊ぶのが昔から好き。


あ、でもさ~・・
いつも、それプラスなにかくれるのに・・?
私もネクタイ奮発したじゃん?


・・て、別に私何かを要求してるんじゃないよ。。
パインアメで充分なんだけどさ・・


ふと蓮が真剣なまなざしで
私を見つめた。

「りりこ・・渡したいものがあるっていったろ」
「あ・・うん・・」
「めをつぶって・・」

なんか少女漫画のヒロインじゃん、わたし。
ちょっと恥ずかしい・・

そして・・
左手の薬指に冷たい感触。

目をあけると。

ダイヤモンドだった。


オトコとオンナの分かれ道

「えーっ!!これ・・これ・・いいの?」

「りりこの誕生日のカラットなんだぜ」

えっ・・そうなの・・?

「リングの内側に彫られてるだろ」

私は思わずはずして確認した。

0.423

4月23日生まれの私。

0.423carat。

「いいの?こんな素敵なのもらって・・」

「今、俺にできる精一杯だよ。
俺の・・夢についてきてほしいんだ」