「じゃあ~私、一生バカなままじゃん?!」
私はせっかく新しい勉強をはじめて、
人生の巻き返しを図ろうとしてしている
意欲をそがれた。
「いや・・勉強できる、でけなんは
また別の問題やねん。勉強でけるひとには
医者とか弁護士とかやなー、そないな職業についてもろて、
能力発揮してもろたらええだけのこっちゃ。
ワシら一般ピープルやわな~
ワシらにでける、与えられた道っちゅーのがあるわけや。
それを見つけるわけや」
一般ピープルって・・・
社長、時に英語使うんや。
しかも、確かに「ピーポー」と
発音した。
「まっ、ワシも中学2年までの英語はでけんねん。
せやけど単語がつながっていかんのやー
ハハ!」
と陽気に笑う一般ピーポーの構成員である社長。
「ま、確かに勉強でけなんで、
ほいでこんな地場産業のような会社たちあげて。。
まあ、アンタから見たら
仕事してんのかいな~て
思われてるやろけど、
肝心の仕事は3分でも、
それまでに至るプロセスっちゅーもんに、
血肉を削ってきたからな。
この道を作るンがかなんねん。
せやけど、それさえ作っといたらあとは
エスカレーターにのっかってるようにスイスイやで。」
「はぁ~。。そんなもんですかね~?」
私はたいして儲かってもなさそうな会社の社長の
説得力のなさにいまいち実感がわかない。
「せやけど、あれやで。
さぼってたらあかんねん。世の中はいごいてるさかいな。」
(注:いごいてる→動いてるの意)
「ワシかてスポーツ新聞ばっかり読んでるんちゃうで。
たまにはプレジデントとかゆー雑誌も読んで
勉強しとんねん。
世の中のいごきをさっと読んで先見の妙で
行動する。これや!」
「はぁ~そうですか・・」
「ほてからな・・何事も基礎が大事やねん」
えっ・・まだ続くんですか。
ちょっと疲れてきた。
社長、ちょっとコーシーいれましょ、コーシー。
せやな、りりこはん。
ええことゆうわ。

