「嫌よ、離してっ!!」
声が聞こえる。
聞きなれた、淡い声。
口元が自然に綻んだ。
「―――姫川さん、連れてきました」
そう言って部下が差し出したのは、一人の女。
栗色の髪。黒よりソフトな色合いの瞳。
唯一、俺に従わず、唯一、俺が愛した、女。
彼女は俺を見て、びくっと肩を震わし、目をそらした。
首筋に一束の髪がかかっていて、妙に官能的だ。
手を伸ばし、その髪に唇を落とした。
「やめて」
押し殺した声。
顔を上げると、彼女は顔を歪め、今にも泣きそうな表情になっていた。
それでもこちらを睨みつけている瞳が、憎らしいと思った。
澄んでいて、この俺をちっぽけな人間に思わせる目。
俺はいきなり彼女の頬を平手で打った。
抵抗される前に床に押し付けその細い体を跨ぐ。
「いや!!」
彼女は必死で逃げようとするが、男の俺には適う筈がない。
無理やりこちらを向かせ、荒々しくその唇を奪った。
甘くて、果実のような味がした。
指で口をこじ開け、舌を挿入する。
「ふぁ・・・っ・・・」
とろり。
涎が顎を伝う。
シャツの中に手を入れ、ブラのホックを外した。
唇を押しつけたままシャツのボタンを引きちぎり、ブラの間に指を滑り込ませる。
淡い桃色の突起物を弄り、口に含んで舌を絡ませた。
「いやぁ・・・はっ・・・ふぅ」
見ていた部下も顔を赤らめ視線をそらした。
太ももから、股の間までかけて指を走らせ、彼女のパンツが湿っているを感じ、笑い声を上げてしまった。
鼻で彼女の腹をなぞりながら、手でパンツを少しずつ、ずらしていく。
「・・・どうして」
ぽつりと彼女は呟いた。
顔を上げると、涙で赤くなった瞳と出会った。
「そんなに・・・ッ、私のコトが、嫌いなんだったら・・・こんなことしなくても・・・ッ」
最後まで言わせずに俺は手で彼女の口を覆った。
「・・・・嫌いだよ」
耳元で囁く。「俺を愛してくれない女なら、なおさら・・・・」
壊したくなる。
(きみは小さく)
(儚い存在なんだ)
あとがき
姫川結構好きです。ぇろいし←
姫川夢小説はエロ要素が結構あります。
ごめんなさい・・・私も書いてて気分が悪くなりました