「ほう・・・・」
ガープは腕を組みながらほくそ笑んだ。「なかなかやるよるわい」
さすがアナスタシアの娘と言ったところか。
ちらりとセンゴクを見やる。
このままじゃ隠し通せんぞ、センゴク。
七武海も勘づきはじめている。
「ダフネに続け―――!!!」
白ひげ海賊団も動き始めた。
「氷漬けの海とは気が利いている!!!」
「気持ちが燃えたぎって暑苦しかったところだ!!!」
「打ちこめぇ!!!」
「とうとう・・・」
ぽつりとセンゴクは呟いた。「はじまったな」
遥か彼方の少女を見下ろす。
確実に、波を変えたのはあの少女だ。
血は争えないようだな・・・。
センゴクは溜息をつき、電伝虫を取り出した。
「「ただの小娘だと思うな!!小娘といえど、その血筋を辿れば、あのヴァンゲル家の末裔だ!!」」
センゴクの言葉に、七武海を含め、名のある海兵たちが目を見開いた。
「ヴァンゲル家だと・・・?」
ドフラミンゴの口元がゆっくりと弧を描いていく。
「おもしれェことになりそうだ」
「「そして――――」」
センゴクは大きく息を吸い込んだ。
「「ヴァンゲル・D・アナスタシアの、実の娘だ!!!」」