ダフネは目を開けた。
夜の波音。
血だらけの床。
そして――サッチ。
「サッチ・・・」
現実は変わらない。
ダフネは手で顔を覆った。
「やめて」
お願い。
壊さないで。
その時。
「ダフネ?」
聞き覚えのある声。
「おい、ダフネ!」
エース。
彼の名前が浮かんで――すぐに消えた。
エースは駆け寄り、サッチの亡骸を見て立ちつくした。
「サッチ・・・」
驚きと絶望。
そんな声。
ダフネを振り返り、肩を掴んだ。
「何があったんだ、ダフネ!」
その目には怒りの炎に燃えている。
ダフネは首を振った。
その瞬間ガタガタと船内が揺れ始めた。
波の流れが激しくなり、夜の闇を照らしていた月は雲に隠れる。
「・・・俺を見ろ、ダフネ」
エースはダフネの手首を掴んだ。
ダフネの目は閉じられ、涙が頬を伝っている。
「駄目・・・」
目を開けたら、壊れてしまう。
ダフネの世界が。
ダフネの心が。
船内の揺れが激しくなる。
エースは舌打ちをした。
どうすればいい?
何ができる?
その時、荒々しい手つきで押しのけられた。
「ダフネ、こっちを見ろい!」
マルコだった。
気づけば他の隊長たちも集まっていた。
「認めろい、ダフネ!」
マルコはダフネの頬を手で包んだ。
「いや・・・いや・・」
ダフネは涙ながらに首を振った。
その唇は震えいる。
「サッチは・・・・死んだんだ!!!」
‘死んだ’――――――。
その言葉に。
ダフネの目が大きく見開いた。
「いやぁぁぁ!!!!!やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ!!!!!」
その瞬間。
ダフネの体から波動が起こり、エースも含め隊長たちが吹き飛ばされた。
ダフネの瞳は
血のような赤色に、染まっていた。
あとがき
長くなる~
でも次には終わらす
サッチ~~~
まぢティーチむかつく
つかダフネなんか泣きまくりじゃん
まぁ人間らしさがないとだめっしょ